グラミー賞で史上初の快挙!「テイラー・スウィフト」のスピーチが話題に
第58回目のグラミー賞授賞式で、テイラー・スウィフトが2度目の「年間最優秀アルバム」を受賞しました。女性アーティストとして史上初の快挙となります。
そのほか「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」や「最優秀ミュージック・ビデオ」などを含め、3冠に輝いた彼女。その力強いスピーチに注目が集まりました。
「世界最高の瞬間をありがとう」
「年間最優秀アルバムを2度受賞した初めての女性として、みんなに伝えたいことがあります。
あなたの成功を邪魔しようとする人や、その業績や評判を横取りしようとする人が現れるでしょう。でも、そんな人たちに惑わされずに、自分の仕事に集中していれば、いつかどこかで周りを見渡したときに気づくはずです。そこにいるのは、あなた自身と、あなたを愛し、あなたの背中を押してくれた人たちだから。世界で一番素晴らしい気分です。この瞬間をありがとう!」
じつはこれ、たびたび彼女に失礼な行動をとっていたお騒がせアーティスト、カニエ・ウエストに対して発した反撃の言葉とも言われています。
「ローリング・ストーン」誌によれば、2009年の「MTV Video Music Awards 2009」で、テイラーが「最優秀女性アーティスト・ビデオ」を受賞した際、カニエはスピーチに横入り。マイクを奪い「ビヨンセのほうがよかった」と主張。「MTV JAPAN」の記事では、酒に酔っており、中指を立てて席につくなどし、多くの観客から反感を買ったと報じられました。
さらに、その後も自身の楽曲『Famous』で、「まだテイラーとセックスしてる感じだ/おれがあのビッチを有名にしてやった」とラップするなど、話題には事欠かない人物。当の本人はTwitterで、この歌詞がテイラーによって考えられた歌詞であり、ビッチはヒップホップ界で親愛を意味するものだ、と発表し“ディス”を否定しています。
この度の授賞式に、カニエの姿はありませんでした。彼女のスピーチは、会場全体を包み込むような大きな拍手とともに無事終了。その全容はコチラから確認できます。