使うのはドライバーだけ!レゴみたいにブロックを積んで建てる「PopUp House」
下の動画では、0分30秒から実際に建築していく様子が確認できますが、出来上がりもイイ感じ。さっそく見てみましょう。
まるで「レゴ」
ブロックを積んで建てる家!?
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この建物に使われているのは、基本的に木材・EPSブロック(発泡スチロール)・ネジのみ。150㎡ほどの面積がある家ですが、フレームの組み立てに必要な時間はたったの4日間だったそう。
中には、キッチン、ダイニングエリア、リビングルーム、テラス、ふたつのバスルーム、オフィス、ベッドルーム、そのほかふたつの個室が含まれています。再利用可能な素材で作られており、低コストでエネルギー効率がよく、雨風にも強いのだとか。建て方がまるで積み木でもしているかのように見えるのが特徴的。
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フロア用のフレームを組みます。
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次に、ブロックを設置。持ち運びが楽チンで、重機などを使う作業が必要ありません。
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ドライバーを使ってネジを締め、固定。
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木材を張って土台をつくっていき、
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さらに、その上にブロックを重ねていき、どんどん家ができていきます。
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完成!
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その他、2階建てのものも。様々な種類が選べ、好きなデザインにカスタマイズできます。
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中もバッチリ。そのスピード感や、なんだか自分の手でも建てられちゃいそうな気がするところがワクワクします。
気になる価格は、1㎡あたり1,200〜1,900ドル(約135,000〜215,000円)。そのほか手数料が1,640ドル(約185,000円)かかります。開発した「Multipod Studio」社は再利用可能な素材であり、エネルギー効率に優れている点などを強調。いまはフランスでのみ注文ができますが、海外展開を検討中。「RT」には、アイルランド政府がホームレス用の住宅として採用しようとしているーーなんて話も。
もしもの話になってしまいますが、この「PopUp House」のような建築キットを使って、個人でカンタンに簡易住宅や別宅を建てられるようになったら…と考えると一気に夢が広がりますよね。