ピタゴラスな楽器を自作「Martin Molin」

スウェーデンのミュージシャン、マーティン・モリンが、14カ月もの月日をかけて手作りした楽器は、つくりがフクザツすぎてメロディを奏でるための準備に約30秒くらいかかるっちゃいますが、そのカラクリ感に注目。フツーじゃありません。

ベース音が始まる55秒からは必聴。

ピタゴラスなしかけが凄い!

クジ引きのガラガラのようにハンドルを回転させると、述べ3,000個にも及ぶ木製の歯車などのパーツが連動し、パチンコ玉のようなボールを次々と運んでは、鉄琴やパッドに落として音を出します。本体にはエレキベースまで、まるごと組み込まれてます。とにかく複雑怪奇な仕上がり。何がどう機能しているのかほとんどわかりません。

自動のように見えますが、手動操作も重要なつくりのため、どうやって楽曲を構成しているのか見てるだけで頭がこんがらがってきますが、カタカタと鳴る雑音なども含めてつい見入ってしまうシロモノ。テンポを自然にスローダウンさせる演奏の終わり方は、ナルホドニヤリと言った感じ。

彼の所属する「Wintergatan」は、もともと多彩な楽器を用いるバンドとして大人気。興味がわいた人は、楽器の製作工程もどうぞ。

Licensed material used with permission by Marble Machine by Swedish band Wintergatan, YouTube, YouTube Channel, Website, Facebook,
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。