【知っておくと便利】頑固な汚れをシンプルに落とす「8つの裏ワザ」
シャツやクロスにできた赤ワインのシミを取るのに、イタリアでは「白ワイン」を使うって、意外ですよね?こんな感じに国が違えば“シミ”の抜き方もそれぞれでオモシロイ。たとえば、「LittleThings」ライターRebecca Endicott氏が紹介する方法は、アメリカ流。もしもの時のために、知っておいて損はないはず。
01.油汚れには白チョーク
油汚れは大敵。付着すると、洗ってもなかなかシミが取れず、困りものですよね。ここで登場するのがチョークなんです。しかも白。洗濯する前にこれを使ってシミを除去していきましょう。
まずは、少しだけ削ってパウダー状に。それを油汚れの上にふりかけるようにして、油を付着させていきます。よく、野球のピッチャーが投球前に白い粉の袋(ロージンパック)を手にする要領。あれだって、手の汗を取っている訳ですから。
02.
シャツの汗ジミには
レモンをギュッと!
白シャツに限らず、明るめの色のシャツには「寿命」があります。どんなシャツだって着ていくうちに、脇下に地味〜に灰色がかったシミが登場し、たとえ他に汚れがなくたって、最終的にはそれが恥ずかしくてポイッと手放していたはずです。今までは。
でも、「レモン」のなかに天然の漂白成分が含まれているって知ってました?一日着て汗ジミができたシャツのデオドラントゾーンに、ぎゅっと絞って1〜2時間おいた後、洗濯機でいつものように洗濯してみましょう。寿命だと諦めていたシャツの脇が、いつまでもキレイでいてくれますよ。
03.脂汚れには炭酸水が
SO GOOD!
SO GOOD!
熱々のお肉から出る肉汁やとろーりチーズのオイルのシミの大きな原因。これがなかなか落ちにくい!上でトライしたチョークを使ったシミ抜き法をトライすることもできますが、この場合の汚れを落とす最善策は、シミ全体を炭酸水で浸す方法。タオルやハンカチでトントンと染み込ませるように炭酸で拭き取っていきましょう。
04.コーヒーをこぼしちゃったらベーキングソーダ(重曹)
ブラックコーヒー、これも厄介なもののひとつ。お気に入りのシャツやホワイトデニムにぽとっと1滴落ちただけでも、その日一日を憂鬱な気分で過ごさなければいけないくなります。
もしも、すぐにシャツやデニムを脱げる環境ならば、まずはシミ全体を水で湿らせてから、重曹をひとつまみシミの上に乗せて、つまむようにして汚れをとっていきます。最後に乾いたタオルで拭き取る。これだけでも、応急処置として十分。
え、外だったらどうするかって?万が一に備えて、重曹だけはパックに入れて少量持ち歩いておくといいかも。
05.草花や芝生の汁にはホワイトビネガー
土や泥とまた違って、芝生や草花の緑のシミも一度付着すると、なかなか取れてくれないもの。とくに今の時期お花見やピクニックで、地べたの上に座る機会が増えるとき、これを覚えておくと便利かも。
洗濯前にホワイトビネガーを数滴入れたぬるま湯の中に、汚れた部分を1〜2時間ほど浸けおきしておきましょう。酸がシミに働き、汚れを分解してその後の洗濯で楽に落としてくれるように。
06.ノースリーブの三日月シミ
デニムでやさしくなでる!
デニムでやさしくなでる!
汗による汚れが気になるのと同じように、消臭剤(デオドラント用品)が原因でシミをつくることもあります。たとえば、ノースリーブの洋服を着るのに、脇の匂いが気になってデオドラントを着けます。ところが、このクリームやリキッドが、逆に脇の空いた洋服に三日月型のシミを作ったり。これも、ちょい恥ずかしい…。
そんな時、デニムの切れ端が役に立ちます。これで、やさしく衣類のシミの上をなぞるようにしてこすってみましょう。もしも、洋服がデリケートな繊維でつくられているならば、デニムの代わりにナイロンでもOK。
07.リップがYシャツに!そんな時は赤ちゃんのお尻ふき
真っ赤なルージュが白い歯につく、あの悲劇は意識的に注意できても、彼のYシャツに付いちゃう口紅は不慮の事故みたいなもの。それでも、もしも口紅がついてしまったときは、慌てず騒がず。
「赤ちゃんのお尻ふき」は、素材自体が柔らかくデリケートにできているから、オススメ。なければウェットティッシュでもOK。ゴシゴシこすらずに、やさしくふき取るようにして。
08.
マスカラ、コンシーラーにはシェイビングクリームを
マスカラ、コンシーラーには
ムダ毛処理にしか使わない、あのシェービングクリームが、ベースメイクやマスカラが付着した洋服のシミにも使える!?
乾いたタオルにクリームを少量出して、シミに直接当てて、とんとん叩くようにして汚れを落としていきます。あくまで洗濯前の下処理なので、最後は洗濯機でよく洗うこと。試してみてね♪