「缶ビール」が劇的に美味しくなる5つの裏ワザ
1日の仕事が終わって、待ちに待った家での晩酌。家で飲むビールって最高の息抜きです。とはいえ、缶からグラスへとただただ注いでいませんか?そう、缶ビールのおいしい注ぎ方をマスターするだけで、味わいやのど越しの違いは歴然。秘訣はきれいな「泡」を作ることだったんです。
01.
最初はこれをマスター
基本の「三度注ぎ」
まずは基本の注ぎ方から。炭酸をある程度抜いて、香りとモルトの味わいが楽しめる「三度注ぎ」です。しっかりマスターして、彼氏や旦那さんを喜ばせてみましょう!
①立てたグラスにまっすぐビールを注ぎ、グラスの縁まで泡が立ったらストップ。②泡とビールの割合が1:1になったら、さらにビールを注ぎ、泡がグラスの縁まで上がったらひと呼吸。③泡とビールが1:2になったら、泡を壊さないようゆっくり注ぎましょう。
02.
スッキリとした
のど越しが最高!
「一度注ぎ」
やっぱりビールはのど越しが一番。ちょっと注ぎ方が難しそうではありますが、ちょっとしたコツさえつかめばできちゃいます。泡を立てつつも炭酸をしっかり残すことで、キレのいいビールができるのです。
①立てたビールにまっすぐビールを注ぎ、グラスの1/4くらいまで泡を立てます。②グラスを傾けて、泡を持ち上げるようにグラスの側面に注ぎます。③泡を壊さないように、徐々にグラスを立てていき、完成。
03.
ビール本来の味が楽しめる
「二度注ぎ」
香り、のど越しのどちらもあって、バランスのよさならこの注ぎ方。
①立てたグラスにビールをまっすぐ注ぎ、グラスの縁まで泡がたったら中断。②泡とビールが1:2になるまで待ちます。③そのまま、泡を立てすぎないように、ゆっくりとビールを注いでいき、泡が大きくなったら途中でストップ。④泡とビールの比率が3:7になったら完成です。
04.
食器のスポンジと一緒にせず
グラス専用のスポンジで洗う
缶ビールが劇的においしくなるのは、なにも注ぎ方だけじゃありません。ぜひ準備してもらいたいのが、キレイなグラス。なぜなら、グラスに脂分が付いているのは厳禁だから。おいしい「泡」ができなくなるのです。食器を洗うスポンジとは別にグラス専用のものを用意しましょう。ここを面倒くさがらずにきちんと準備すれば、プロ級のビールが家でも飲めるかも!?
05.
持っていて損はない
缶ビールがグッとおいしくなる
ビアグラス
家飲みビールをさらにおいしくさせたいなら、グラスにもこだわりましょう。ビールには原料や製法による分類がありますが、そのスタイルごとに適したグラスが存在します。
日本の大手ビール会社が出しているビールのほとんどが「ピルスナー」。そのピルスナーに適したグラスというのが、ウエスト部分がキュッとなったあの形のグラスです。
コンテンツ提供元:エイ出版社
伝統あるものづくりやデザイン、衣食住や景観など、ニッポンの文化を紹介。その魅力がひと目で伝わる美しい写真と明快な解説で、優れた「モノ」「コト」「ヒト」を通して本物かつ上質な日本を発信します。今号は初の住宅特集です。