最近ビールの種類が多いから、こういうデザインもありかもしれない。
古代文明からはじまり、約6,000年の歴史を持つとも言われている、ビール。一般的に手に入るビールから、地域限定のクラフトビール、一部のBARでしか飲めない、なんていうシロモノまで…。ここ数年、あまりにいろいろな種類がありすぎて、エールとかラガーとか言われてもよくわからない!
そんなビールの種類が一目でイメージできちゃうデザインです。
その見た目
まるでパントーン
スペインのデザイナー「Txaber」が提案するビールのパッケージは、パントーン(色見本)を彷彿とさせるもの。シンプルに、この色が中身に対応しているんです。ビールは製法によって色と味が変わるので、色だけでも分かれば、なんとなく味もイメージできるようになっているとか。
左上から:
・ペールラガー
・ラガー
・ピルスナー
・ウィートビア
・ゴールデンエール
・バークエール
・ポーター
・スタウト
・インペリアルスタウト
たとえば、最上段右のビールはピルスナー。日本で飲まれているビールの多くはこれで、隣にもあるラガーの一種。この美しい金色のパッケージを見ると、すっきりした飲み口が想像できますよね。
まだ、試作だけど…
今すぐにでも飲み比べてみたいものですが、このデザインは、ビール会社と仕事をしていたときに思いついた、あくまでも試作段階。
「フォントにもこだわったんだ。最初はHelveticaを選んだんだけど、もっと現代的でオリジナリティのあるものにしたくて、ホセ・ゴメスが作った書体にした。Helveticaの一種なんだけど、求めていたイメージ通りになったよ」
現在は、これらのデザインが日の目をみるように、市販に向けて提案を進めているところとか。