過去イチ“衝撃”が走ったクラフトビール「一番だし×ビール」!

近年、海外で人気が高まっている「UMAMI」。 日本食に欠かせない「だし(出汁)」にも、世界から熱い視線が注がれている。

そんななか、「株式会社ワンダーテーブル」が運営するビアレストラン「よなよなビアワークス」が、一番だしを使ったクラフトビール「だしいちばん」を2025年3月9日(日)より限定販売すると発表。

ビールに“だし”?ちょ、一体どんなビールなのよ!?

限定醸造「ワークスエール」
39種目の衝撃

東京限定で販売開始される「だしいちばん」は、希少性と独創性を追求した限定醸造「ワークスエール」シリーズの新作だという。毎回異なるビアスタイルで、アメリカのトレンドや日本では珍しいスタイルに挑戦してきたワークスエール。その39種目となる今回は、日本の食文化を代表する“だし”に注目した意欲作。それにつけても、ビールにだしとは……。

ビールの概念をぶっ壊す
だしの旨味と香りの秘密

同社によれば、開発のキーワードは「素材の味を生かす」「うま味を上手に使う」。和食の根本とも言えるこの考え方を、ビール造りに応用したというのだから驚く以外ほかにない。

ポイントは、鰹節の量調整だったそう。試行錯誤の末に、ビールの個性を損なわず、だしの旨味を最大限に引き出すバランスを発見。こうして世に送り出した前代未聞のビールは、繊細なだしの風味と、スモークモルトの香ばしい香りが織りなす、複雑な味わいが楽しめるんだそう。

なぜ、「だし×ビール」?
よなよなビアワークスの戦略を読み解く

「よなよなビアワークス」は、2013年に1号店をオープンして以来、ヤッホーブルーイングのドラフトビールを看板に、クラフトビール文化を発信してきた。近年は、クラフトビール業界全体の盛り上がりを受け、新規参入が相次いでいる。

こうした状況下で、同社は限定醸造やイベントを通して、顧客体験の差別化を図っている。「だしいちばん」も、綿密な戦略に裏打ちされた、話題性と新規顧客獲得を狙った商品と言えるのではないだろうか。

想像の斜め上をいくクラフトビール
次はどんな驚きが?

世のビールラバーのみなさんの評価を待つとして、それでも「だしいちばん」の登場は、私たちに固定概念にとらわれないクラフトビールの楽しみ方をあらためて教えてくれようとしているのかもしれない。

思い返せば廃棄いちご完熟バナナチョコレート、さらにはパンの耳だって原料になってきたじゃないか。むしろ、ビールにできないものはなし、ということなのかも。

百聞は一見にしかず。世のビールラバーのみさん!グラスを掲げる準備はできているだろうか?繰り返しになるが、東京限定、それも6店舗のみ。そして、醸造タンク1本分の数量限定というプレミアもの。これまた惹きつけるじゃないか。この機会に、進化し続けるクラフトビールの世界を体験してみてはいかが?

©株式会社ワンダーテーブル

ワークスエール#39 Free-style Light Ale

【ビアスタイル】Free-style Light Ale
【アルコール度数】5.0%
【全店開栓日】2025年3月9日(日)
【価格】スモール:820円、レギュラー:1,200円、パイント:1,500円
【公式サイト】https://yonayonabeerworks.com/

Top image: © 株式会社ワンダーテーブル
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。