VRで立体創作できるツール「Tilt Brush」がスゴイ。5月は体験展示があるよ!
2016年5月3日にGoogleが公開した下の動画は、ヘッドマウントディスプレイを装着して、VR空間に自由に絵を描くためのツールを説明したもの。その内容に感動を覚えたという人も少なくないでしょう。まるで魔法のようなのです。
え、まだ見たことがない?コレコレ!
立体構造を自由自在に描ける!
![](https://d2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net/uploads/image/files/27433/04dc9cebf6a2309141999296714b204e3b5d9767.gif)
よく見ると、火山口から舞い上がる火の粉が。どうやら動画効果まで反映できる模様。
![](https://d2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net/uploads/image/files/27437/4834d7a8c3fc581a408607230754a055b77ffdb2.gif)
具体的には、左右の手に持ったコントローラーが、それぞれパレットとブラシの役割を担います。
部屋をキャンバスに、
イメージ通りの空間を再現。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/27448/3327c203ae8a4010fa5048c3cdfef8d2c7db4527.jpg)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/27449/db6e33708d636eb69ab3281b87cc7262401a8f55.jpg)
本気で創作活動に没頭したい人にとっては魅力的な体験でしょう。自分の足で歩きながら、あらゆる角度から造形物をチェックできます。このデバイスさえあればアトリエが手に入ったも同然。CGとは言え、どこにいても自分が描いた世界に立てるのですから。
使用しているのは、ヘッドマウントディスプレイとコントローラーなどのセット「HTC Vive」と、「Steam」で販売されているペイントソフト「Tilt Brush」。前者は1,069ドル(送料込・約11万5,000円)で購入でき、後者は2,980円でダウンロード可能です。
京都で体験できる!
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/27457/38944f711ebf50cc487f3111f387bc2301ce3937.jpg)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/27459/22967958d8e205734c1b9e2e072782439fe04b40.jpg)
「Tilt Brush」のwebサイトでは、実際に操作しているユーザーの視点で創作する様子を確認できます。これが思わず「おお〜っ」と声が出てしまうほど魅力的。とは言え、まだまだ普及はこれからといった段階の最新技術ですから、イキナリ購入するにはハードルがあるのも事実でしょう。
どうにか触れるチャンスはないものかーー。そうモヤモヤしている人は、2016年5月9日〜21日までの間、京都にあるコワーキングスペース「MTRL KYOTO」で開催されている体験展示に行ってみましょう。同展示は「KYOTO VR」と共同で企画されたもの。開発キット「HTC Vive」と、デバイスをパワフルに稼働できる最高スペックのPCが準備されているとのこと。最先端の創作体験に触れられるとあらば、ちょっと遠方でも気になります。
webサイトによれば、気になるスペースの利用料金は500円から。特別に事前予約したり、追加料金を支払う必要はありません。チェックしてみてね!