クルマで暮らす父と娘の物語『Pearl』

ケンカしてげんなりしたときに、結局はお互いを思いやってる、すれ違っているだけなんだよね、と思いたい瞬間はあります。そんなときは『Pearl』。展開が泣けます。

Googleが制作した360°ムービーで、画面をスワイプしたり、スマホを動かしたりすると、視点が変わる仕様。ですが、操作感うんぬん抜きにしてストーリーがイイ。

作中で流れている楽曲『No Wrong Way Home』の歌詞を読みながらぜひ。

 

君には夢を叶えて欲しい。小さく考えずに、風が吹いたらマストを真っすぐ立てるんだ。折れてしまうことだってあるかもしれない。思いがけない場面に立ち会えばわかりづらくなることもあるものさ。まあ、落ち着きなよ。居場所はある。どんな道を歩んでも、いつでも帰れるんだよ。

笑ったり、ビクビクしたり。もうどっちもやめたの。ここは風が吹いてばかりだったんだもの。誤解しないでね。パパがいつも見守っていてくれたことなんて知らなかった。

私はパパに、どこかへ隠してしまった夢をもう一度見て欲しい。最高だった毎日を思い出してよ。あの頃とは違うけど、ミラーから後ろの席を覗いてみて。はっきりと見えるはず。どんな道を歩んでも、いつでも帰れるんだよ。

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※歌詞は抄訳です。
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。