監督はスピルバーグ !『ウエスト・サイド・ストーリー』の予告公開

1957年にブロードウェイ・ミュージカルとして誕生した伝説的な作品『ウエスト・サイド物語』の2度目となる映画化が決定。

1961年の映画版も、作品賞を含んだアカデミー賞10部門を受賞した評価の高い映画となっているが、今回の映画もそれに引けを取らない大作になっているはず。

なんと、メガホンを取ったのはハリウッド映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグなのだ!

© 20世紀スタジオ 公式チャンネル/YouTube

今回公開されたミュージカルシーンを含む予告編では、ジェッツと呼ばれる白人不良チームのトニーと、対立するプエルトリコ系不良チーム、シャークスのリーダーの妹であるマリアが、ダンスシーンにて禁断の恋に落ちるシーンなど、作中の名場面が多く含まれた構成に。

1950年代のニューヨーク・マンハッタンにあるウエスト・サイドを舞台に、当時の移民の社会的背景を盛り込んでいる同作品だが、昨今のBLM運動を筆頭にした少数派への差別撤廃への積極的な取り組みが行われる現代にもリンクしており、今もう1度映画化されることに大きな意味があるはずだ。

またスピルバーグは、自身のキャリア初となるミュージカル作品の監督ということもあり、そこにも大きな注目が集まっている。さらに、本作を自らが映画化することはスピルバーグの長年の夢であったということだ。

と、様々な意味で再び大きな注目を集めている映画『ウエスト・サイド・ストーリー』。日本では、12月10日(金)から全国で公開予定

Top image: © Axelle/Bauer-Griffin/FilmMagic
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