「Netflix」がスピルバーグ率いる製作会社とパートナーシップを締結!
「Netflix」が、スティーブン・スピルバーグの率いる映画製作会社「アンブリン・パートナーズ」とパートナーシップを締結したことを発表!
今後数年間に渡って、多くの新作映画を共同で制作していくという契約となっているようだ。
スピルバーグといえば、劇場公開にこだわりのある人物として知られ、過去には動画配信サービスを牽制する発言をしたことでも知られていた。
今回の契約は、勢力図が大きく変わろうとしている映画業界にとって、衝撃を与える業界ニュースとして報道され、今後の映画業界の進展を見据えたスピルバーグの決断であると各社が伝えている。
いずれにしても、「アンブリン・パートナーズ」は、第91回アカデミー賞作品賞受賞作『グリーンブック』や第92回アカデミー賞で3部門を受賞した『1917 命をかけた伝令』など、近年においても評価の高い映画を手掛ける製作会社だ。
Netflix共同CEOのテッド・サランドス氏は「スティーヴンは創造的なビジョンをもつ主導者です。世界中の大勢のファンと同様、私も彼の生み出した忘れがたいキャラクターや物語に影響を受けて育ちました。(中略)スティーヴンの映画史の新たな章に関われることを、大変光栄に思っています」とコメントを残している。
またNetflixでの映画製作は、通常の映画制作と比べて、監督の自由度が高いことでも知られている。
果たして、映画界の巨匠が率いる製作会社が、今度はどのような映画を生み出すのか。歴史的傑作の誕生に期待したい。
Top image: © Dave J Hogan/Dave J Hogan/Getty Images