「全裸レストラン」がベルリンにオープン

自然な状態に近づくためのチャレンジ。それが裸で食事をすることである。という定義はさておき、いま世界では超開放的な「ヌード・レストラン」が大流行中。

今度はベルリンに登場しました。非日常をそれこそ全身で味わいたい、と連日大賑わいなんだそう。

全裸のお客はすべて無料
ウェイトレスはプレイガール?

話題の店は、ベルリン中心部にあるオーガニック食材を使ったレストラン「Black Cat」。なんでも15年以上続くアダルトエキスポ「Venus Berlin 2016」の一環として、期間限定オープンということですが、ここではお客が裸でなければいけないという義務はなく、裸であれば店のメニューが全品無料になるサービスを実施しているようです。

「裸になるだけでタダになるって聞いたら、当然参加したくならないかな。すっぽんぽんなんて全然気にしないけどね」

全裸になって人生初の食事を無料で楽しんだカップルの声を、「Mirror」が紹介しています。

ちなみにこのヌード・レストラン、なんとウェイトレスまで大胆にもトップレス姿で注文をとり、料理を運んできてくれるというから驚き。もちろん、そっち系のお店?ではないので悪しからず。それでも、オープンに際し店側も本物のプレイガールやポルノ女優をウェイトレスに起用するあたり、したたかな客引き戦略がうかがえますよね。

ロンドン、メルボルン
いま、なぜ全裸が熱いのか

ところで、現在ロンドンで期間限定オープン(2016年8月末まで)している超開放的レストラン「The Bunyadi」も、その入店をめぐって、じつに4万件近い予約が殺到したことでも大きな話題となりました。

裸で食事を楽しむ開放感(ないし快楽)は、やってみた者にしか分からない。欧米を中心にヌード・レストランがブレイクする背景には、当然ながら性に対して開放的な彼らの文化的アイデンティティが関係しているんでしょうが、ヌーディストビーチに飽き足らず(?)、食の世界にまで“すっぽんぽん”が浸透してきた背景には何があるのでしょう?

たとえば、The Bunyadiでは「裸でいるほうが快適」とお客に感じさせる工夫として、店内にスマホの持ち込み禁止や、レストラン側も電気やガスを一切使用しない自然に近い状態を演出するこだわりよう。ここでは、いわゆる「デトックス=全裸」が一つのコンセプトとして成立しているのかもしれません。

ついに、この夏東京にも!?

じつは、日本にもこの夏ヌード・レストランが7月29日にオープン予定なのを知っていますか?場所は東京・六本木。すでにこちらも申し込みが殺到しているそうですが、自然なままで食事を楽しみたい!という人は、「THE AMRITA」公式サイトをのぞいてみてはいかがでしょう。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。