「釣りがしたい」。最後に希望を叶えてから安らかに眠ったおじいちゃん。

「釣りみたいなものは他にない。釣れなくてもいいんだ。外に出るのはいいことだよ。私はもうすぐガンで死ぬと知っているけれど、行ける限り釣りに出かけたい」。
人生の最後がどうなるかなんてわかりませんが、少なくともこのおじいちゃんは亡くなる前に好きなことができたみたい。Connie Willhiteさん(68)には2つやりたいことがありました。それは、洗礼を受けることと魚を釣ること。

釣りができる場所を探そう。

ベトナム戦争を経験したアメリカ海軍の退役軍人だった彼は、釣りをすることで過去に負った心の傷や病気への不安を落ち着かせることができました。とはいえ、寝たきりになった彼にとっては簡単ではありません。
 
そこで彼を助けようと頑張ったのが、家族やホスピスケアのスタッフたち。「Dublin VA Medical Center」のFacebook投稿によれば、彼らにとってもこれは挑戦でした。
 
釣具は揃えられるものの、なにせストレッチャーで通れる場所でなければいけません。そこで、レジャーアクティビティのベテランたちに呼びかけ、知恵を拝借。最高のスポットを見つけ、彼を連れ出すまでに至ったのです。 

 釣れた!

その瞬間のことを、サポートに携わったソーシャルワーカーのGreg Sentersさんはこう語りました。
「彼の表情は忘れられません。じつは、すべての準備が整ったあとで、ふと頭によぎったのです。“もし一匹も釣れなかったらどうしよう”と。魚を釣った瞬間、彼の表情がパッと明るくなって、ガンのことも忘れて人生を楽しんでいました。ソーシャルワーカーとして誇りに思います」。
8月25日に釣りに行った4日後の8月29日、彼は安らかに人生の幕を閉じたのだとか。
 
家族やホスピスケアのスタッフ、周囲の協力が支えた最期の願いごと。些細なことかもしれませんが、叶ってよかったですね。
Top Photo by Greg Senters
Licensed material used with permission by U.S. Department of Veterans Affairs
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