ベテラン編集者が語る。「結婚1年目」にやってしまった5つの間違い

誰しもが、結婚するときは幸せな家庭を思い描いて、大好きな人と一緒になれた喜びでいっぱいのはずですが、結婚生活が「日常」になるにつれて、ささいなことでケンカになってしまったり、不満が募ったりしますよね。

現在は結婚17年目で、子を持つ父親にして教育出版のベテラン編集者であるTom Burns氏は、自分の経験をもとに「結婚生活1年目で犯してしまった5つの間違い」を紹介。

曰く「結婚生活を17年も続けたあとだと、1年目にやっていたことがいかにバカらしかったかがよくわかる」とか。

【間違い 01.】
自分の洗濯物しか
洗わなかった

妻とは結婚前に同棲していなかったので、結婚1年目は生活のあらゆることが大変だった。たとえば、洗濯物。他の人の洗濯物、とくに女性のを洗うのはなんだか恥ずかしいことのような気がして、自分のはちゃんとやっていたけれど、妻のは洗っていなかったんだ。

自分の洗濯物はまとめて洗えばいいだけだったけど、妻はおしゃれ着とか下着とか、扱いが難しそうなものが多かった。だから「大切な服をダメにしてしまうくらいなら触らないほうがいいだろう」と思って、自分の分だけやっていたんだ。僕は気を遣ってそうしていたつもりだったけど、妻はどんどん不機嫌になっていった…。

それで僕はちゃんと洗濯表示を読んで、洗えるものは一緒に洗って、平干しだとかドライクリーニングだけのものとか、特殊なものはその都度対応することにした。洗濯物をきちんと確認しはじめたことで、妻が自分の服をどんな風に見ているのかもわかるようになったよ。

【間違い 02.】
ケンカに勝とうとしていた

結婚生活には勝ち負けなんてない。自分が正しくて、相手が間違っていると証明できたとして、一体それで誰が幸せになるんだろう。ケンカに勝つことには何の意味もないんだ。

結婚して1年も経てば、そんなことは考えなくなる。とにかくケンカなんてしたくない、と思うだけだ。言い争いを繰り返すより、お互いにケンカから遠ざかろうと努力するほうがずっといい。

【間違い 03.】
妻とばかり過ごして
友人をなくした

結婚したばかりの頃は、すべてのことが新しくてそれに夢中だったから、妻と離れて過ごさなければいけないような誘いは全て断っていたんだ。でも1年もすると、僕も妻も友達がいなくなっていることに気づいたよ。友人たちは何かを企画するとき、もう僕たちを誘わなくなっていたんだ。

これは完全に僕たちの落ち度だよ。それからは、できるだけ友人たちとの集まりに参加するようにした。今では「夫婦が離れて過ごす時間があっても大丈夫」と思えるくらい、自分たちの絆を信じているし、そのほうがお互いにもっと幸せでいられるよ。

【間違い 04.】
銀行口座を一緒にする
大変さに気づいていなかった

誰かと生活を共にすることが、精神的に大変なのは間違いない。でももっと大変なことがある。それは金銭面での感覚をすり合わせることだ。

僕と妻は、お互いに節約の仕方やお金の使い方について全然違う価値観を持っていた。もちろん仕事も違えば収入も違う。だから「どちらのほうが家計に貢献しているか」という議論をよくしていたよ。まったく最悪のケンカだった。

そんなことを続けるわけにはいかないと思って、僕たちはお金についてお互いにもっとコミュニケーションを取ることにした。それまではお互いがどのくらいお金を使っているのかきちんと知らなかったけど、ちゃんと予算を書き出して、お互いに請求が毎月どのくらい来るのかを知っておくことにした。これはとても意味があったよ。

大切なのは、自分たちの毎月の収入を「ふたりのお金」として考えること。大変だけど、一緒に暮らしていくならいつかはやらなければいけないことなんだ。

【間違い 05.】
結婚が人生を魔法のように
変えてくれると思っていた

確かに、結婚をすると人生は変わる。でも「魔法のように素晴らしい人生が待ち受けている」と根拠もなく期待するのは、とても危険だ。

僕も結婚したときは「これで真面目になって、落ち着いた人間になるんだ」と漠然と思っていた。でも、結婚によってどう変化するかは、カップルによってそれぞれ違うんだ。大変になるかもしれないし、意外に簡単かもしれない。めちゃくちゃになってしまうかもしれないし、何も起きないかもしれない。いずれにせよ、一晩で別人に変身してしまうわけではないんだ。

結婚は旅のようなもの。その道程の中で、自分と相手が時間をかけて一緒に変わっていく。結婚してから、僕は大きな無駄遣いをしなくなったし、女性物のブラウスを洗えるようになった。結婚による変化というのは、そういうものなんだ。

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