結婚70年目でウェディング写真を撮った夫婦に癒される。
一生に一度の結婚式は、一番きれいな姿を写真に残したい。結婚式で写真を撮ってもらうのも今では当たり前になりましたが、ひと昔前の様子は違うものでした。
高校時代から交際をしていたというFerrisさんとMargaretさんは、1946年に結婚しました。でも、当時はまだカメラを持っている人が少なく、結婚記念の写真を撮ることは難しいものでした。
そこで思い立ったのが、孫のAmanda Kleckleyさん。70年ごしでおじいちゃんとおばあちゃんの結婚写真を撮ることになったのです。
ずっと一緒に歩んできた
「ふたり」だから撮れる写真
現在Ferrisさんは90歳で、Margaretさんは89歳。そんなふたりが掲げる「FOREVER IN LOVE」は、新米カップルとは違った重みがあります。
当時は、写真を撮ろうという発想自体がなかったと語るふたり。ただ、写真には残っていなくとも、結婚当時もきっと仲良しで幸せなカップルだったに違いありません。
結婚や愛の意味を
教えてくれる
ペールブルーのドレスに身を包んだMargaretさんと、黒のタキシードで決めたFerrisさんの姿は、幸せそのもの。「結婚」や「愛」の本当の意味を教えてくれるようです。
撮影を担当したフォトグラファー、Lara Carterさんはこんなふうに語っています。
「結婚70周年の夫婦の写真を撮るなんて、もちろん初めてよ!ふたりはとっても素晴らしい夫婦で、このフォトセッションは私にとっても特別なものになったわ」
ウェディングベールのなかでキスをするふたり。「年をとってもこんなカップルでいたい」そんなありきたりの言葉も、この夫婦を前にすると素直に受け止められそうです。
「ふたりは、結婚って何なのか、その本当の意味を教えてくれる美しい夫婦よ」
Laraさんの言葉通り、まさに永遠の絆で結ばれているようです。
Licensed material used with permission by Lara Carter Photography