世界各地でアクロバティックな「結婚写真」を撮り続けるカップル
ウェディングフォトは一生もの。だからこそ、できるだけ心に残るユニークな写真を撮りたい、と海外で挙式をする人も増えています。そのアイデアを拡大させて、世界中で結婚写真を撮りまくるカップルがここに。
その数じつに38カ国!
花嫁のRhian Woodyardと花婿のCheetah Plattさん(もう新郎新婦とは呼べない…)。彼らの記念写真がこちら。そう、いわゆる普通のポーズではありません。にしても、なんというアクロバット感!?
こんな奇想天外なウェディングフォトをおさえるため、自由気まま、行き当たりばったりの旅に出てはや3ヶ月。インド、エジプト、アイルランド、タイなど、これまでじつに38カ国。なんでも、写真で使用する衣装や小道具は、その土地のものを現地調達することもあるんだとか。
1度きりの結婚式より
旅するウェディングフォト
彼らはまずSNSでそのアイデアをシェアし、旅行にかかるお金の寄付を募りました。そして、写真を撮影するたびにInstagramやFacebookに公開していきます。
このアイデアの元始をこう語るCheetahさん。聞けばなるほど、確かに一理あるっちゃ、ある。
「すごい時間やお金をかけて結婚式を準備しても、たった1日で終わっちゃうわけでしょ?なんてもったいないんだろう、って。だったら僕らは式を挙げずに、その分のお金で世界中を旅しようと思ったんだよね。
2人が揃ってさえいれば、どこでも結婚式は挙げられる。世界各地そこで出会った人たちと僕たちの結婚を祝えたのは素晴らしい経験だった。それに僕らの愛とパートナーシップを確かめ合うのに、3ヶ月の旅はもってこいだったってこと」
にしても…このふたりナニモノ?
フィジーの砂浜で
どのポージングもフォトショで加工?と普通なら思っちゃいますよね。普通なら。でもね、このふたりにはどれも朝飯前らしいんです。というのも彼ら、あの「シルク・ドゥ・ソレイユ」のメンバーだから。
と聞けば、「な〜んだ」ですけど。
意外にこっちの方が驚きですが、彼らカメラマンを雇わず、写真はすべて自分たちのスマホで撮影しているんですって。普段私たちがするように、スマホをを三脚に設置して、あとはタイマーかBluetoothでシャッターを切っているだけ。
バリのビーチで
アメリカ、モンタナ州のビュートで
ケニアではキリンも参戦
カナダのスコーミッシュで
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/112814/72a7d30c644a3e66e822c32f988eed0b65be5b85.jpg)
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/112819/33987abc822663ebea26a36ee9341aca9090eb1b.jpg)
上、右:ケニアのMasai Mara村で
左:タイ、バンコクで
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/112821/db274c6025fd6460754a757db248748337afdb08.jpg)
インドのムンバイで
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/112822/e0b49128808bfec2b0d691de8155f1905d860382.jpg)
スペインのセゴビアで
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/112825/0a31b24ab781bbc3a162cf54d86872e93069bfc6.jpg)
アイルランドで
「これはモロッコのサハラ砂漠かエジプトの砂漠のように見えるけど、実はカリフォルニアでーす。メキシコとの国境沿いだよ」
日本でもパシャリ!
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/112826/0c7bc892322c2f73bd0811e594a593e214a8613a.jpg)
新婚気分をずっと味わうために、「旅行中はずっと白い服をきて旅行した」というふたり。
「色んな人に出会えて自分たちとは違った文化、ライフスタイルを体験できるから、旅は心をオープンにしてくれる。旅行は人生に欠かせないものですから」
最後は道中のふたりのバックショットを。
“Just Married(結婚ホヤホヤ)”