僕が「ポリアモリー」な関係を続けて気づいたこと。

同時に複数人と恋愛関係を築く。もちろんセックスだってOK。そんな「ポリアモリー」という愛の概念が、日本でも認知されつつあります。

ここで紹介するのは、ゲイである筆者ジェフとその旦那アレックス、そして彼氏ジョンの男性三人による共同生活について。アレックスとジョンの二人が、自分よりも愛し合ってしまうのではないかという不安にさいなまれ、ストーキングしたくなるくらいに嫉妬してしまうジェフ。それでも、彼らがこの関係を続ける理由とは?その結果、至った境地とは?

あの二人が一緒にいると、
強烈に嫉妬してしまう

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同時に複数の人を愛する「ポリアモリー」な関係の僕たちに嫉妬の話はつきもの。でもこれは、心の弱い人間が抱く感情だと思います。

僕はやきもち焼きで独占欲が強いので、きっと極度のダメ人間に違いありません。夫であるアレックスとは5年間、そしてボーイフレンドのジョンとは2年間一緒に暮らしています。

ほとんどの場合で、関係は良好。他のカップルと同様に僕たちにも波があります。激しく愛し合うこともあれば、一人で過ごしたいと思うときもあるのです。

三人は、感情的にも、そして性的な意味でもそれぞれと関わり合えます。心がけているのは、お互いに正直でいること、そして相手を傷つけないように細心の注意を払うこと。もちろん、そのように振る舞えないときだってありますが。

愛しい彼らが二人で一緒にいる場面を想像すると、僕の体を強烈な感情が駆けめぐります。外出するときには、彼らの後をつけたくなりますし、スマホをチェックしたくなるときだってあります。嫉妬しすぎて狂いそうになることだって。僕たちの関係上、こうした気持ちを抑えるのはすごく大変なことなんです。

不安定な
拷問と美のバランス

僕たち三人は、出会い系アプリ「Scruff」で知り合いました。僕とアレックスは共有のアカウントを持っており、興味を抱いた男性に二人で声をかけていたのです。その一人がジョンというわけ。

はじめは彼とは一夜限りの関係で済ませようと思っていました。でも、僕たちには共通点がたくさんあり、かなり深くまで通じ合えたのです。

それ以来、ピザパーティーや映画鑑賞、ハイキングなど、ジョンは僕たちのところに何度もやって来ました。三人一緒にバンクーバーへ旅行に行き、初めての3Pを経験し、「愛している」という言葉を伝え合いました。そして、アレックスと僕は、友人や家族にジョンをボーイフレンドとして紹介したのです。

しかし、アレックスがジョンに恋をしていく姿を見るのは、まるで拷問のような体験でした。と同時に、美しいものでもありました。僕にとって、「拷問と美のバランス」を取るのは大変なことだったのです。

僕は二人が寝た後のベッドに横になり、彼らが寝返りを打つ姿を見ながら、こう思いました。「ジョンは僕よりもアレックスのほうを向いて寝ているのでは?二人の体はどれほど触れ合っているの?」

助け合えば助け合うほど、
もっと彼らを好きになれる

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ここで、ある疑問が生じるはずです。辛いと分かっていながら、なぜそのような関係を続けるのでしょうか?痛みやゴタゴタを、なぜ自分から引き起こしてしまうのでしょうか?

僕はずっと「モノガミー」を好んでいました。つまり、一人の男性が僕だけを愛し、僕だけを求めて、僕のためにすべてを犠牲にすることを望んでいたのです。ところが、自分は相手に同じことができる人間ではありませんでした。

そこで、複数の恋人と付き合えるように恋愛関係の枠を広げたことで、アレックスと僕は冒険を楽しめるようになったのです。と同時に、嫉妬の対処法を学ぶための訓練が開始された瞬間でもあります。

僕が新たな男性とデートすることをアレックスに話したとき、関係は崩壊寸前まで悪化しました。反対にアレックスが新しい男性のことを僕に告げたとき、世界が終わるように感じたものです。

もちろん、本当に世界が終わるようなことはありませんでした。が、代わりに僕は自分自身と向き合い、一人きりの時間を恐怖と不安を抱えながら過ごさねばならなくなりました。なぜなら、嫉妬とはそういうものだから。嫉妬とは恐怖にほかなりません。捨てられることや満たされないこと、孤独でいることへの恐怖と戦う必要があるのです。

現実問題として、それらのことはすべて起こり得ます。

アレックスは僕よりも新しい友人を愛するかもしれないし、ジョンが他の男性と旅行に行くことだってあるでしょう。今日、明日にでもこれらのことは現実化し得るのです。どんなに安定しているように思えても、関係は一瞬で崩壊してしまいます。

少なくとも、ジョンとアレックスと僕は、お互いに正直でいます。三人は自分の恐怖や喜びをみんなで分かち合えるようになりました。彼らは僕をいつでも助けてくれるので、僕も彼らに同じことができる。そして、お互いに助け合えば助け合うほど、僕は彼らのことをもっと好きになれるのです。 

僕が愛しているのは、
「彼ら本来の姿」

僕は、愛が無限であることを学びました。多くの愛を受け入れば受け入れるほど、大きく成長し、愛し愛されることが可能になります。

たしかに今でも嫉妬してしまいます。が、そんなときに僕は自分に「何を恐れている?」と問いかけます。そして、自分がどれほど幸運であるか、どれほど愛されているかを思い出すのです。

関係に多くの人を加えるほど、より多くのドラマや厄介事が起こります。三人でするセックスは最高ですが、三人でのケンカはひどいものです。ポリアモリーなライフスタイルには、不安定がつきもの。それらは時折、手に負えないもののように感じられます。

でも僕の場合は、素晴らしい愛とサポートがあります。僕は、恐怖心があるにもかかわらず、彼らが自由に生活することを許しました。それは、僕が愛しているのは「彼ら本来の姿」であり、僕がこうあってほしいと望む彼らではないからです。

Licensed material used with permission by Jeff Leavell
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