不安でいっぱいの大学生たちを勇気づけた教授からのメール。「挫折はあなただけのせいではない」
新しく社会人になる人はもちろん、進学する人、転職する人、新しい世界に飛び出すときは誰しもが不安を感じることでしょう。
トロントにあるライアソン大学でマーケティングを教えるジェシカ・ランガー先生は、卒業を間近にした大好きな生徒たちに勇気を与えようと、自分の気持ちをメールで伝えました。
もしかしたらこのメールは、あなたの不安も解決してくれるかもしれません。
どう頑張っても
挫折することはある
「みなさん、私の授業に感謝してくれてありがとう。この授業はとても人気があったみたいで嬉しいです。でもね、みんなに知っておいてほしいんだけど、良い授業にするためには、良い教え方だけじゃなく、良い生徒たちが必要なの。
あと、他にも知っておいてほしいことがあるわ。
学問は大事だけど、人生はそれがすべてではないの。たとえば、あなたが研究論文を書くときに難しいと思うことがあっても、それはあなたが学んだことをうまく扱えていないということでもないし、もし、とんでもなく悪い点数を取ったとしてもそれはあなたのレポートがダメということではないの。それでいいのよ。それが普通なの。まずは何かできることから探してみましょう。きっとあなたの人生はうまくいくはず。
そして、いつか必ず挫折するときが来る、ということも知っておいてほしいわ。たとえばあなたが、広告のマーケティングの仕事や、自分の理想通りの仕事に就けたとします(実際のところ理想通りの仕事というものは存在しませんし、好きな仕事ができる機会も、実際にはあまりないでしょう)。
しかし、解雇される可能性だってあります。仕事が合わず、辞めることにもなるかもしれません。でも、どんなに退屈なプロジェクトに配属されても、同僚の誰かがあなたのアイデアを信じ、きっとそばにいてくれるでしょう。
どんなときでも『あなたは一人ではない』ということを覚えておいてください。これは、誰にでも起こること。挫折はあなた自身のせいではなく、社会環境の変化やどうにもならない理由で起こるものです。どう頑張っても挫折というものは誰にでも絶対に起こること。それを受け止めて、決して諦めずに前へ進んで下さい。
あなたたちの成功を、心の底から願っています。
なによりも、みんなが成功する可能性を秘めていることを私は心から信じています。成功の基準は人それぞれ違っているし、友だちともまたその基準は違うでしょう。でも、それでいいのです。
人にはそれぞれ、さまざまな強みと課題があり、それらがあなたの価値となるのです。
あなたは、私や多くの友人、家族、そして世界にとって、大切な存在なのです。
では、幸せで健康的な休暇を過ごしてください」
1通のメールが
生徒たちの不安を和らげた
ひとりの生徒がTwitterに投稿した先生の言葉は多くの人に共感され、瞬く間に拡散されていきました。
「これは、私の先生から送られてきたメール。心から聞きたかった言葉だったから、泣いちゃった」
彼女によれば、挫折は外的な要因によって引き起こされ、誰にでも起こるということを伝えることで、社会に出たときに持つべき新しい視点を教え、自分がいつまでも生徒たちの味方であることを伝えたのです。