感情コントロールができる人になるなら、絶対にやめたい15のこと
人は感情的になると相手を傷つけたり、それがきっかけで信頼を失ってしまったり、いいことなんてありません。だからこそ「Elite Daily」のライター、Paul Hudsonさんがまとめた「感情をコントロールできる人がしないこと」を参考にしてみてはいかがでしょうか。
どうして自分が感情的になってしまうのか、を意識することで解決できるかもしれません。
「感情」こそ
僕たちが行動する原因になる
「心の強さ」は、良い人生を送る上で重要な側面だ。もちろん、心の強さにはいくつかの種類があるし、成功と幸せを手にしたいなら、それらのすべてが必要になる。そのなかでも一番影響があるのは「感情の強さ」だ。
感情は心の一部だけど、人間の体にも大きな影響を与えるから、他の心の特性とはちょっと違うのは言うまでもないよね。
僕たちのあらゆる行動を促しているのは、感情が体の機能に働きかけているからだ。つまり、感情がなければ、僕たちは自分から行動を起こす理由が何もなくなる。
でも残念なことに、感情は行動をさまざまな方向に動かせるし、正しくない方向へと導くことだってある。だから、強い感情を持つことは極めて重要なんだ。
01.
必要以上に
目立とうとしない
周りからの注目を必要とするのは、感情面に直接関係している。承認欲求が強い人は、誰かに必要とされていないと、自分の価値を実感することができないんだ。これは自分の価値をわかっていないか、自尊心がないからなんだ。
その自覚がないと、本当に自分の価値は低くなってしまう。自分自身の重要さに気づけない人なんて、誰も必要としてくれないよ。
02.
他人に振り回されない
感情を強くするためには、「回復力」も必要になってくる。この世には嫌な奴や、批判好きな人が大勢いるし、あらゆるところで嫉妬の目がうごめいているからね。しかも残念なことに、足を一番引っ張ろうとする人は、たいてい身近にいる。そういう人とは距離を置くことが一番の解決策だけど、それが最も難しいこともある。
でも、あなたの人生からそういう人を取り除くことができれば、失う人間関係はほんの少しで済むし、感情的になる機会も減るでしょう。
03.
人を恨まない
誰かを恨んでいるなら、きっとあなたにとって無視できないこだわりがあるのだろう。でも、もし相手が真摯に謝罪してくれたのなら、許してあげよう。
一方で相手にまったく謝る気配がないのなら、その人との交流は絶てばいい。ただし、それでも恨みを持ち続けることは良くない。そういう人はキミにとって有害な存在だから、あり得ないほどエネルギーを奪っていくんだ。
04.
本気で好きなことは
やめない
強い感情を持つ人たちの行動の原因は、それ自体が大好きだから。この幸せをどうでもいい人のために、押さえ込んだり、完全にやめてしまうことは難しいよ。
05.
自分を信じることを
やめない
自分自身を愛し、理解している人。ありのままの自分を信じて、誇りに思っている人。
そういう人たちは自分を決して疑わない。自分で自尊心を見出せるからね。
06.
虚勢を張らない
虚勢が役に立つのは、相手を威嚇したいときだ。相手を服従させたいなら、プロの交渉人になるのもいいだろう。
でも、誰かを恐れさせたいという理由だけで威圧的な態度を取るなら、それは明らかに自信のなさをごまかしてるだけだ。思い当たる人は、もしかして大きな車を乗り回していないだろうか?
07.
イヤな予感がする人を
自分の人生に立ち入らせない
感情的に強い人は、自分を守るための壁をつくり、やる気をぶち壊すような人たちを人生に立ち入らせない。
この世界の大半の人は、ちょっとおかしいものだ。進んで自分の人生に人を迎え入れ、とんでもない人物と知り合いになると、幸せを崩壊させられるから気をつけてほしい。
08.
人を愛することを
恐れない
人を愛することを恐れているのは、自分に自信がない証拠。長く関係を続けることができないと臆病になったり、どうせ自分は悲劇へと向かい最悪な結末を迎えるだけだと思い込んだり。
傷つくことを恐れて、もうそんな思いをしないよう距離をとっているんだ。
でも、もうそんなつらい目に合うことはきっとないよ。なぜなら、あなたは素晴らしい人だから。たとえうまくいかなくても、それはあなたのせいじゃない。それは「ふたり」の責任だ。
09.
明日に怯えながら
眠りにつくことはない
一日の最高の瞬間は、朝目覚めて、生きていることを実感する瞬間であるべきなんだ。
僕たちは、自分が生きていることを当たり前のように考えすぎている。
10.
スローダウンを恐れない
感情的に強い人たちにとって、「興奮」はそれほど必要じゃないんだ。なぜなら、彼らは恐れや不安から逃れるために忙しくしよう、とは思わないからね。
彼らは生きることや呼吸などに集中することで、穏やかになれるし、ゆっくりと流れる時間を好んでいるんだ。だからといって、刺激的な要素を嫌っているわけでもない。過剰な興奮を求めず、たとえば散歩に出かけたときにバラの素敵な香りをかぐだけでも大きな満足感を得られるタイプなんだよ。
11.
「したくないこと」は
しない
生きていたら、好きじゃないことをしなければいけないときもある。それでも、「したくないこと」をしていてはいけない。
感情的に強い人たちは、このことをよく理解しているから、好きなことに集中するための道を見つけ出せるんだ。だから、好きなことをするために「やる必要があることは何なのか」も明確にある。
「行う必要があること」を完全に好んでいなくても、彼らのように楽しみながら行っていけば、好きなことに一歩ずつ近づけるはずだよ。
12.
「No」と言うことを
恐れない
「ノー」と言えない人を、いいように利用しようとする人は多い。もしあなたがそうだとして「言いなりになる人」だと周りに思われてしまったら、誰も意見を求めてくれなくなる。
それに、仮にキミが意見を言ったとしても真剣に受け止めてくれないだろう。逆を言うと、「ノー」と言うことさえできれば、人はあなたを支配しようとは思わなくなる。だから、勇気を出すんだ。
13.
奉仕の精神を忘れない
僕たちは自分のお金や時間を無償で捧げられないほど貧乏じゃないし、忙しくもないし、人としての義務を忘れることもない。だけど、一部の人たちはそれを無視しようとしているのが現実だ。
感情面が強ければ強いほど、キミは周りの人や人生そのものに感謝できるようになるだろう。人生にもっと大きな価値を見出すこともできるし、恵まれない人たちの気持ちを理解しはじめることだってできるよ。
14.
無理して周りに
合わせない
感情面で強くなるほど、キミはもっと自立していく。そうすると、周囲に合わせる必要性を感じなくなるはずだ。
人はより小さな社会的集団を形成しようとするけど、そんなの歪んでいて不健全だよ。どこかに溶け込みたいと思うのは「自分らしくいるのが怖い」と言っているようなもんだからね。
15.
「幸せは自分次第」
ということを忘れない
何よりも、感情的に強い人たちは、脳が心と体にどう影響を与えるのか理解している。つまり、感情が物理的要因へのリアクションじゃなくて「認識した物理的要因の姿」へのリアクションだということを知っているんだ。
僕たちの感情はありのままの現実を映し出していない。むしろ、感情は「解釈した現実の姿」を映し出している。このことを理解できたら、自分の感情や人生をほぼ完璧にコントロールする力を得られるはずだよ。