【カウンセラーが実践】「5つの習慣」で、感情をコントロールしよう!
頭に血がのぼって不要なひと言を口にして、後になって後悔する…感情のコントロールって本当に難しいものです。
女性ライターAmelia Harveyは、ある意味“感情の達人”なのかも。文章だけでなく、カウンセラーを生業としており、さらにプライベートではヨギーでもある。そんな彼女は、5つの習慣で感情をコントロールしているそうです。
01.
やり取りの中で
「リアクション」を取らない
コミュニケーションの中で、自分の感情をコントロールできずに、溢れ出る思いをストレートに相手にぶつけてしまうのは、考え方が「リアクション」に向いているから。自分が冷静でない時ほどこの思考に陥りやすく、瞬間的に反応し直感で行動してしまうのがリアクションの弊害です。
もっと分かりやすく言えば、他人との会話のあとで、妙な後味の悪さを感じる時がありますよね。それは冷静に対処できずに、心の思うままにリアクションを取っていたのが原因かも。後になって腑に落ちない部分が残るものリアクションで対応しているから。
では、会話の中での「レスポンス」とは?
自分の感情を抑えてまずは、他人の意見を聞き、冷静に対処する方法。このレスポンスさえできれば、冷静さを保ちながら相手の言葉の真意を探ることができる。さらには気持ちの波を荒立てることもなく、コミュニケーションが成立するわけです。
02.
挫折を糧にする前に
気持ちに整理をつけること
挫折を経験したときほど、感情は大きく波打つもの。この波をどう乗りこなすか如何で、その後の対応が大きく異なってきます。
仮にあなたが就職の面接に落ちたとします。最初はきっと、ただただガッカリするだけ。でも、この落ち込んだ状態がいつまでも続くと、過去に経験した苦い思い出が、走馬灯のように頭をよぎってくることがあります。まるで負の連鎖が始まるように。
結果、自分の不甲斐なさに嫌気がさし、予定していた他の面接まで、受ける前から「どうせダメ」と諦めたくなる。
でも、気持ちに整理をつけて解決しておくことできれば、次に同じような状況に陥ったときでも「なにくそ!」と自信が持て、最後はどんな状況も見通せるようになっていくでしょう。
03.
落ち込んだときは
絶対に受け身にならない!
誰かが癒してくれるとか、状況が好転するのをただ待つばかりではいけません。落ち込んだ気分を回復するのに他人任せで逃げてもダメ。
正解は、あなたの気持ちを盛り上げてくれるモノに走る、です。映画でも音楽でもお菓子やデザートでも構いません。それさえあれば「幸せ!」を実感できるモノが身近にあるだけでいい。
幸せと感じることは自分へのいたわりに他なりません。ほんの小さな行ないでストレスを減らすことが出来るうえ、モチベーションの回復にもつながるから。
自分を慈しむ時間をしっかり確保することは、理想の感情をキープし続けるうえでも、価値あるひとときと思って間違いなし。
04.
運動は心にも◎
ただし「ゆるめ」なら
落ち込んだりストレスを感じているときには、カラダを動かすこと。
ただし、無理にプログラムを立てて初めてのことに挑戦するのも考えもの。チャレンジ精神が新たなストレスの種になることも考えられます。
普段のライフスタイルから半歩背伸びをするくらいがちょうどいいのは、多くのことに囚われず、自由に動き回れるから。
いつもより少し早くベッドを出て、好きな音楽を聞きながら外に出る、それだけでもよし。健康はカラダだけではありません。つい忘れがちだけど、精神の健康状態も良好に保っておくことが大切なのです。
05.
他人に感謝することは、
じつは、自分のため!?
感謝の気持ちを表わすことは、一見他人のモチベーションを上げる行動のように思うでしょうが、じつは自分の気持ちをも左右する重要な感情表現。
なぜなら、他者への敬いは巡り巡って、最後には自分の心までもを高揚することが出来るから。そして、どんな状況も前向きに捉えれるようになるはず。
感謝の気持ちを深めるため、パートナーや家族に対して、夕食時や寝る前にその日「ありがとう」と思えたことを、お互いに話してみてはいかがでしょう。もちろん、日記にしたためるだけでもOK。あなたなりの方法で感謝と向き合う時間を見つけてみては。
Reference:MindBodyGreen