30歳になって「あ、そうか」と気づく、30のこと
子どものころ、30歳にどんなイメージをもっていましたか?立派な大人?もうおじさん、おばさん?
実際になってみると案外それまでと変わらないものですが、確実に20代と違うところもあります。30歳になったばかりのRiggie Wadeさんは、20代と大きく変わったことを「Elite Daily」にまとめていました。
「30歳になって気づいた、30のこと」を見てみましょう。
01.
周りは、失敗を期待しているわけではない
僕の場合、20代のうちはみんなが敵に見え、自分が失敗するのを今か今かと待ち受けているような気がしていました。
しかし実際には、誰もあなたの失敗なんか望んでいません。30代になると、実際は「成功を祈ってくれている人」のほうが多いことに気がつきます。
02.
古い友人と連絡を取るようになる
年をとると、昔のことが懐かしくなってきます。昔のしがらみも関係なく、自然と古い友だちと連絡を取るようになるのです。
SNSもあるので、随分と連絡が取りやすくなりましたよね。
03.
目立つ人ほど、本当は孤独
20代のころは、派手で、ちょっとやんちゃな生き方が理想的だと思いがちですが、30歳になると、もっと落ち着いて生きたいと思うようになります。
派手で目立つ言動をしている人ほど自分に自信がなく、じつは孤独だということに気がつくのです。
04.
人は見た目をそれほど気にしない
20代は見た目ばかりを気にして、なんとか自分をよく見せようと四苦八苦しますが、他人はそれほど自分の見た目に注目していないんだと気づきます。
05.
でも、においは気にする
見た目は気にされませんが、においは人の印象のすべてと言っても過言ではありません。
汗臭いのはもちろん、強すぎる香水のにおいにも気をつけましょう。
06.
口に出さなければ手に入らない
黙っていても、誰も何もしてくれません。手伝ってほしいとき、何かしてもらいたいとき、彼女とデートしたいときだって、口に出さなければ何も始まりません。
20代のうちにおびえて何も言えないままでいると、きっと30代になったとき後悔しますよ。
07.
睡眠時間が短い
どうしてかわかりませんが、年を取ると長く寝ていられなくなります。
20代のころは眠くて眠くて仕方がなくて、休日はお昼すぎまで寝ていたなんてこともあるでしょう。30代になると、なぜかすぐに目が覚めてしまいます。
08.
夢を見なくなる
将来の夢ではなく、寝ているときの夢です。
夢は誰でも毎晩見ているという話もありますが、僕はなぜか30代になったら、その日の夢を覚えていられなくなりました。
09.
健康は何よりも大切
健康でさえいれば、何でもできます。30歳を過ぎると、とくにそのことを実感し始めるでしょう。
20代のころはまったく身体に気を使わなくても健康だったのに、30代になると身体のあちこちに不調が出始めます。ちょっとした風邪でも完治までに時間がかかるように…。
健康は時間をかけて作るもの。今すぐ身体のケアを始めましょう。
10.
家族の影響は大きい
あまり認めたくないかもしれませんが、家族はあなたの人格に大きな影響を与えています。
20代のころは反発してしまいがちですが、30代になると、家族を見て、自分を見て、その影響に納得してしまうはず。
11.
家にこもってみるのもいい
20代には信じられないかもしれませんが、出かけないで家のなかにこもるのも、案外悪くありません。30代にとっては、金曜の夜に家に帰ってそのままのんびり過ごすのが最高の瞬間になる日もあるんです。
12.
努力は人を裏切らない
小さなことでも、努力は人を裏切りません。節約のためにお弁当を作ったり、健康に気を使って食べ物を選んだり、ちょっとしたことでも努力は必ず将来のためになります。
20代は目先の利益に飛びついてしまいがちですが、30代になると先々の利益も見えてくるようになりますよ。
13.
長い習慣ほどやめられない
飲酒、喫煙など、長く続けているものほど、やめるのは大変です。30歳を超えるとさらに大変になります。
良くない習慣があるなら、20代のうちにやめることをおすすめします。
14.
年月が過ぎるのは早い
2000年って、ついこの間のことのような気がしませんか?なのに、2020年もすぐそこです。
30歳を超えると、急に時間が経つのが早くなります。誕生日なんて半年ごとに来るかのようですよ。
15.
記憶は薄れていく
20代のころは思い出せないことなんてないような気がしていましたが、30代になるとどんどん記憶があいまいになってきます。
数年前のことはおろか、数ヶ月前のことも怪しくなり、小学生や中学生の頃のことなんて、はるか彼方の記憶になってしまうのです。
16.
自分の責任は自分で取らなければならない
若いころは大きな失敗をしても、誰かが助けてくれました。「次は大丈夫だよ」と元気づけてくれたでしょう。
30代になったら誰もそんな言葉をかけてはくれません。自分の失敗は自分で責任を取らなければならないのです。
17.
仕事は喜びになる
年をとると、仕事はお金のためだけではないことがわかってきます。
仕事をすると、自分自身に誇りと自信が持てます。20代ではピンとこないかもしれませんが、30代になると仕事のありがたみがずっしりと感じられるでしょう。
18.
涙もろくなる
昔は全然平気だった映画も、涙してしまうことが多くなります。
それは、年を取るにつれて、共感できる気持ちが増えたから。いろいろな苦労を経験して、より人の気持ちがわかるようになったからです。
19.
苦労するのも悪くない
20代のうちは嫌なことや大変なことを避けて通りがちですが、30代になると苦労の価値がわかるようになるでしょう。
人は、苦労することで成長できます。いつまでも居心地がいい場所にいては成長は見込めないのです。
20.
頼られることが増える
30代になると責任が増えます。子どもがいればなおさら。誰かの仕事を手伝ってあげたり、子どもを送り迎えしたり。責任を持ってしなければいけないことは、年を取るたびに増えてくるのです。
21.
政治に関心を持つ
若いころ、自分には無関係だと思っていた政治。30代になると途端に身近なことになってきます。政治家の打ち出す政策が、他人事ではなくなってくるのです。
22.
世の中のことがわかるようになる
20代のころはよくわからなかったことも、だんだんわかるようになってきます。30代は人間として成長する時期なのです。
23.
物の価値を知る
若いころは新しいものや目立つものに飛びついてしまいがちですが、30代になるとシンプルなものの良さがわかってきます。
物の本当の価値がわかってくると、あまりたくさん物を持たなくなるはず。
24.
弱くてもいい
若いときはつい強がってしまいます。弱さを見せるなんて絶対にしたくないと、いつも自分を強く見せてしまうのです。
しかし、人間はそんなに強くありません。30代になると、弱さを見せてもいいんだということに気づけるようになるでしょう。
25.
気持ちのないセックスは空しい
20代のうちは一晩だけの関係も楽しめたかもしれませんが、30代になると気持ちが大切になってきます。
身体だけの関係では得られないものがあるということに気づき始めるのです。
26.
ポルノがコメディに見える
「気持ちのないセックスが空しい」と感じたら、AVやポルノはコメディにしか見えなくなります。「そんなわけないでしょう!」と思わず突っ込んでしまうかもしれません。
27.
悪天候が苦手に
「土砂降りなんてロマンチック!」と思えるのは若いうちだけ。30代になってくると、悪天候が心から嫌になります。
28.
人間関係にドラマを求めなくなる
若いうちはドラマチックな展開にあこがれるかもしれませんが、30代はもう疲れきってしまい、激しい感情の動きについていけなくなります。人間関係に求めるのは平和であることだけです。
29.
夢がゴールに
夢は「いつか」叶えたい目標、ゴールは具体的で実現可能な目標です。若いうちは夢見ているだけだとしても、年を取るとそれは実現可能になってきます。
30.
自分を好きになれる
20代のうちは「自分探し」をしますが、30代になってくると自分のことがよくわかってくるはず。そして「ありのままの自分」を愛せるようになります。
良くも悪くも、自分は自分。そう思えると、20代よりも気持ちはずっと楽になるでしょう。「他の何者にもなり得ない自分」をそのまま受け入れ、愛せるのは素敵なことです。