30代になると、親との付き合い方が変わる「6つの理由」

年を重ねるにつれ、変わっていく両親との関係性。若い頃は無鉄砲なことばかりで心配をかけていても、ある日、親の存在のありがたさに気づかされるもの。

Elite Daily」の記事のなかで、自身の20代を反省しながらも、両親との関係の変化を語っている、人気ライターのZara Barrieさん。彼女が「20代はまだ大人ではない」と言うように、30代になってから親との関係は変わっていくもの。いったい、どのように変化していくのでしょうか?

01.
「親も人間なんだ」と
実感する

子どものころ、親は自分にとって何でもできるスーパーヒーローのような存在だった。何を言っても傷つかないと思っていたし、かなり失礼な言動もしていたかも…。

でも、両親も人間。悩んだり傷ついたりしながら成長してきた、あなたと同じ人間なの。それがわかってくると、両親との付き合い方も変わってくるわ。尊敬する存在だということに変わりはなくても、少しは思いやりを持って優しく接することができるようになるはず。

02.
親は良き友人になる

親に依存している間は、まるで学校の先生のような権威的な存在。

そして若いうちは、そういう権威的な存在に自分の価値を証明することに必死になってしまうもの。認めてもらいたくて、褒めてもらいたくて、本当はしたくないことでも喜んでしてたこともあったわ。子どもにとって親は、やっぱり絶対的な存在なの。

でも、30代になって経済的にも精神的にも自立すると、そうやって親に認められることは重要ではなくなってくる。自分に自信を持って、自分の思うように人生を選べるようになったから。

両親にアドバイスをもらったり、悩みを相談することはあっても、その意見を「人生の先輩」からの意見として、素直に聞くことができるようになるんじゃないかな。

03.
親にアドバイス
できるようになる

自分のことをよく理解してくれる両親には、つい何でも相談してしまう。若いうちはそのアドバイスも素直に聞き入れられたわ。

でも、30代になるとだんだん立場が逆転してきて、今度は自分が親にアドバイスするようになるの。

大人になると、親から“もらう”ばかりでなく、親にも自分から何かしてあげられるようになる。親と子という関係ではなく、対等な人間として、お互いに意見を言いやすくなるのね。

04.
一緒にお酒を飲むのが
楽しくなる

20代のうちは友だちとバカ騒ぎをするのが何より楽しいもの。「飲みに行く」と言ったら絶対に友だちと夜明かし。飲んで、食べて、騒ぐのが「お酒を飲む」っていうことだったから。

でも大人になると、それだけが「お酒の楽しみ方ではない」ってわかってくるの。ゆっくり話をして、相手との関係を深めることの楽しさがわかってくるはず。

そうすると、友だちと飲むよりも親と飲むのが楽しくなってくるの。ちょっといいレストランで、シャンパン片手に親とゆっくり過ごす時間もいいもの。

05.
心配される側から
心配する側になる

親はいつでも子どものことを心配するものだけど、子どもが30代になってくると事情が変わってくる。今度は、子どもが親を心配するようになるの。

長い時間連絡がないと無事を確認する電話をしてしまったり、事故や事件のニュースを見て心配したり。子どもも「親は永遠にそこにいるものではない」ということに気づき始めたからかもね。

06.
小言が
懐かしくなる

若いうちは「ちゃんと野菜食べてる?」「遅くまで飲んでちゃダメ」なんて小言を言われるのがうっとおしくてたまらなかった。でも、いつかそれが懐かしくなる日が来る。それどころか「もっと言ってほしかったな」とさえ思う日が来るかもしれない。

20代のころはただうるさいとしか感じなかった小言も、年を重ねるにつれて両親の愛情だったんだと気づくわ。人は、本当に愛している人にしか小言なんて言わないから。

Licensed material used with permission by Elite Daily
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