恋するあなたに「カカオニブ」。新感覚のビーントゥーバーが表参道にオープン
チョコレートには、どこか恋愛意識を高めてくれるイメージがある。もちろん、好きな人に食べてもらっただけで惚れてもらえる、なんて魔法ではないのだけど。
でもね、原料のカカオにはその可能性が秘められているんだって。
カカオは
恋をつかさどる「媚薬」?
カカオは薬にもなり、貨幣にもなった時代がある。きっと恋愛とも密接な関係があったのではないだろうか。近年、科学がそれを証明しているが、なんでも恋愛ホルモンと呼ばれる成分PEA(フェニルエチルアミン)が関係しているんだとか。
ざっくり言えば、恋の始まりのあの胸キュン感覚を脳内でつかさどる物質らしく、つまりはこれが“媚薬”のような役割を果たすというロジック。
もし仮にそうだとしたら、チョコに加工する前のほうが効果絶大…こう思ってしまうのは、やっぱり早計?
「カカオそのもの」を味わいに
表参道へ
4月22日(土)表参道にオープンする「Salagadoola #CacaoNibsBowl Café」(サラガドゥーラ #カカオニブボウルカフェ)は、世界中から買い付けた希少品種のカカオ豆を使用してつくるビーントゥーバーチョコレート専門店。けれど、それだけではない。何が他と違うって、板チョコやホットチョコレートだけでなく、カカオニブそのものを堪能できること。
恋する女性の味方
「カカオニブ」
カカオニブとは、カカオの実から取り出した種の中身だけを砕いてチップ状にしたもの(それを粉末状にするとカカオマス)。
「あまり知られてないけど、スーパーフードのひとつなんですよ。栄養素のバリエーションも含有量も、群を抜いているんです」
「カカオニブの魅力を広く伝えること」をコンセプトのひとつにしているとは代表の宮崎理沙さん。だからこそ、すべてこの素材をふんだんに活かしたメニュー構成で勝負に出た。少し長いこの店名も、それほどお店の核となっているからこそ。
カカオ豆本来の味をそのまま楽しむ「プレーンロースト」と、てんさい糖でコーティングした「シュガーロースト」。さらには塩、ナッツ、スパイスを混ぜ合わせた調味料「カカオニブのデュカ」なるものも。
カカオニブを「食べるホットチョコレート」は600円(税込)。粗めに潰した豆の食感を楽しみながら、濃厚なチョコレートを味わえる。
アサイーボウルならぬ「カカオニブボウル」は1,300円(税込)。Cafe & Dining Bar 367°とのコラボで考案された、ここでしか味わえないメニュー。甘さは控えめで、素材の味を感じられる。
好きな人にチョコを手渡す。それよりも、よっぽどこの「カカオニブボウル」を一緒に食べるほうが、恋の進展がスムーズだったりして。
【店舗概要】
Salagadoola #CacaoNibsBowl Café
・住所:東京都渋谷区神宮前3-6-7 SEZON ART GALLERY B1F
・電話:03-6455-5840
・営業時間:15:00〜18:00 カフェタイム営業(物販は終日営業)