「好きだから、消えて欲しい」。なぜそんなことを思うんだろう?

大好きな人、大事な人にはもちろん幸せでいて欲しい。それなのに、深い深い心の奥底、誰にも知られていないようなその場所で、恋人や親友、家族の死を想像してなぜか安らかな気分になってしまうことってない?

そして「こんなことを考える自分は、異常なんじゃないか、ひどい人間なんじゃないか」と思ったり。

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「食べちゃいたいくらい可愛い」とか「好きすぎて怖い」「殺したいくらい好き」っていうのにちょっと似ているのかも。彼らが日常から忽然といなくなることを想像して、ほんの少しだけ安らぐような不思議な気分になることがあるのだ。それってもちろんとっても悲しいことのはずなんだけど、それなのになぜこんな気持ちになるんだろう。

…実は「The School of Life」の動画によると、 こういう気持ちは意外と理にかなったことなんだって。

"好きな人の破壊力"がコワい

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好きな人に「いなくなって欲しい」と思うこの心理。一見悪いことのようだけど、カウンセラーやセラピストといった、他の人の心の奥に一般よりもよく触れる仕事をしている人からすると、「優しくて、繊細で、話も面白いような人」ほどこういったことを言い出すものなんだって。

人と親密な関係になると、高確率でどんどん「アンビバレンス」と呼ばれる心理状況になってゆく。ネガティブな感情とポジティブな感情、つまりは矛盾する2つの感情が深く入り混じる心の状態

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ある人の存在が自分の中でどんどん大きくなってゆくと、その人にいつもいつも自分の心を注ぎ込むことになっていく。

だから莫大な感情とエネルギーを使うし、その人に寄りかかりすぎちゃって、その人を好きなせいで、毎日、とても大変になってしまう。深く愛せば愛すほど、同時に暗い気持ちを抱きやすくなるのだ。

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そしてしまいには、怖くなる。好きなのに、好きだから。

彼らは他の人にはとてもできないような感情の揺さぶりを平気でこっちにかけてくるし、「惚れた弱み」って言葉の通り、こっちにとっちゃ、いってしまえば彼らが一番の「弱点」なのだ。彼らは僕らを喜ばせることができるけど、同じくらい些細なことで落ち込ませることもできるんだもの。

"強い感情"から逃れたい

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つまりはこんな「好きすぎて苦しい」状態からなんとか逃れたいがために、僕らは頭の中でこっそり彼らを消してみるわけだ。もちろん、消えて欲しいと思ったって実際に行動に移そうなんて人は滅多にいないけど。

それどころか準備すらしない。やっぱり彼らが大事なので、毒を買ったり、嵐の夕方に崖の周りを散歩させたりなんてことすらしない。

でも奇妙なことに、それでも確かに好きな人の死に、安らぎや安心感や、ある種の救いを見出す場合があるのだ。

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とはいえ、想像は具体的な計画とは全く違うもの。それくらいなら僕らの現実の価値観とか意図とは関係ないといって良い。これは背負いきれない感情から逃れるためのいっときの逃避なのだ。心の底から死んで欲しいと思っているわけではなくて、その根っこには、人と心から触れ合うことや、人を大事にすることはとても大変でリスクもあるから、それが怖くてこんなことを思ってしまうという背景がある。

本当に人を愛するというのは、恐ろしいことなんだ。

僕らは相手に対して、常に心を費さずにはいられない。だって愛するっていうのはきっと、その人の存在に、常に注意を払うことだから。

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Licensed material used with permission by The School of Life
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