いい人間関係を築く、たった4つのこと。
「どうすれば周りに頼らずに生きていけますか?」
とある人がQuoraに投げかけたこの質問に対して、神経科学者であるNicole Gravagnaさんは「周りに頼らなければいいんです」とすっぱり返答。そのハウツーを具体的に掘り下げた記事が「Inc.」に紹介されています。
きっと質問者は、「そんなに簡単だったらいいんだけど…」なんて思ったはずです。でも、あら不思議。Gravagnaさんが綴る「周りの人とうまく付き合う方法」をもとに自分の気持ちと向き合ってみると、人との適切な距離の取り方が見えてくるかも!
01.
人間関係を多様化させる
投資にも多様化が効くように(ひとつの場所にすべてを投資して、一生セーフと思ってはいけません)、人間関係においても多様化は素晴らしいアプローチです。
そもそもひとりの人(例えば恋人とか)がすべてのニーズを満たしてくれると思うのは、非現実的です。ならば、寄りかかれる肩をいくつか持っておくこと。人は大体5~10人ほどと同時に友情や支え合う関係を育むことができます。必要に応じて彼らに助け舟を出してもらいましょう。
世界はとても大きな場所です。もっともっと、人に出会いに行きましょう。
02.
いきなり助けを求めない
本当に誰かを必要としているときって、ひょっとしたら指先だけで橋からぶら下がっているときくらいかもしれません。そうでもない限り、今すぐに誰かに注目してもらえないからって「死ぬ」ことはおそらくありません。
確かに「今すぐ必要」と思うことはあっても、それはあくまでも精神的なもの。そんなときは、誰かを求める「緊急性」を今一度自分に問いかけてみましょう。すると、思うほど緊急ではないことに気づくかもしれませんよ。
03.
相手へ求めるものを確認する
人は自分のニーズが満たされていないと、その虚無感をとても強く感じますが、実際に不足しているものを"言葉で表現する"のは案外難しいよう。あなたが求めているのは、注目されること?愛されること?それとも安心感を得ること?
友人や人間関係にガッカリする気持ちがあるのなら、どのようなニーズを求めているかを自分の中で明確にしてみるといいでしょう。
04.
命令ではなく、お願いをする
「No」を受け付けないリクエストは、どれだけ丁寧な言葉を並べようと「命令」です。「Yes」も「No」も受け入れることができて、ようやくお願いと呼べるのです。
いい関係を築きたければ、命令ではなくお願いができる人間になりましょう。