デキる人は知っている!円満な人間関係を築く「10のポイント」
言葉の力は偉大。人の心を喜ばせることができるし、悲しませることもできる。何かアクションを起こすきっかけ(Trigger)にもなったりする。今回紹介する『トリガー・フレーズ 自分にスイッチを入れる170の言葉』は、そんな、自ら動き出すきっかけとなるようなコトバを集めた書籍だ。
Vol.5では「コントリビューションの言葉」から、人脈づくりについてのトリガー・フレーズをピックアップ。
自分をコントロールし、マネジメントできるようになれば、あなたの人生の質も変わっていく。
01.
人と会うのも勉強であり
いろいろな人とのつながりが
できるであろう未来に
投資することである
人と会う時間は、浪費ではなく投資。積極的に人脈を広げ、意見交換をしよう。出会いが、アイデアを思いつくきっかけになり、ビジネスチャンスにつながることは少なくない。
02.
誰を知っているかではなく
誰に知られているか
いざというときに頼れる人をキープしている状態を人脈というのではない。目指すべきは、自分が頼るより、むしろ頼られるような関係。そのためには相手のために何ができるかを常に考えておくこと。
03.
「今度」「近いうち」は
永遠にこない
せっかく縁あって知り合った人とは、「そのうち」ではなく、できるだけ早く親しくなろう。「また今度連絡します」と言って別れてしまうのではなく、知り合った場で次に会う約束をし、スケジュールに入れてしまうのがコツ。人との縁は、タイミングによって大きく左右されるもの。
04.
自己紹介は時間のムダ
「初対面であれば、自己紹介は不可欠」これは果たして真実だろうか?会うことが決まっている相手なら、事前にお互いのプロフィールを知らせ合っておけば、自己紹介は必要なし。会ってすぐにコントリビューションし合うこともできる。そのためにはTwitterやFacebook、、ブログを活用しよう。プロフィールをまとめたカードなど、自分のことを知ってもらうツールを用意しておくといいだろう。
05.
「この人何かおもしろそうだな」
「会ってみたいな」と
思ってもらえるような
プロフィールが必要
「人脈を作りたい、広げたい」と思うなら、会ったことのない人に関心を持ってもらえるようなプロフィールを持つこと。自分ができること、関心があること、知っていることなどを思い浮かべてみよう。うまくリストアップできない場合は、何が足りないのかを考える。そして魅力的なプロフィールのために自己投資することだ。
06.
人との会話は
「10対90」で聞き役に回れ
求めていない情報をいくらアウトプットしても、単にうっとうしがられるだけ。まずは相手の話をよく聞いて。どういう情報を欲しいと思っているのか、どんなことに関心があるのかをしっかりと把握すること。こちらから話をするのは、それからだ。
07.
人間は楽しいから笑うのではなく
笑うから楽しくなる
泣くから悲しくなり、笑うから楽しくなる。それなら大いに笑おう。笑える話を意識していれば、自然と楽しいエピソードが集まる。そのエピソードを披露すれば、周りの人も楽しくなる。
08.
人と会うなら
「ホーム」に呼び込め
自分が慣れていない場所は、行くだけで緊張してしまうもの。誰かと会うときはなおさらだ。相手が場所にこだわらないなら、自分がよく知った「ホーム」で会うべきだ。初めて入る店より、味もサービスもよく分かった店を選ぼう。仕事の話をするなら、自分のオフィスに来てもらうのもいいだろう。
09.
二次会には行かない
不確かな要素が多い2次会には、基本的に参加しないことにしよう。始まる時間、終わる時間、予算、場所。すべてが流動的なので、ダラダラしてしまうからだ。妥協してサービスの悪い店に入り、意義のない時間を過ごす。これはあまりにロスの多いやり方だ。
10.
「ぺらぺらで完璧な英語」は、
もはや世界の主流とはいえない
世界を見渡すと、英語のネイティブスピーカーは少数派。シンガポール風邪の英語スペインなまりの英語。インドアクセントの英語。「少数派の高レベル」を目指すより現実に目を向けて、身構えずに、いろいろな人と話してみよう。
『トリガー・フレーズ 自分にスイッチを入れる170の言葉』
コンテンツ提供元:本田直之