どうして「あの場所」でのセックスって、気持ちいいの?

 

Tayi Sanusiさんが『Elite Daily』で紹介しているのは、ヨーク大学の心理学教授の意見を参考にした、心理学的な視点から紐解く「セックスライフ」。

彼女曰く、マンネリ気味なカップルが簡単に燃え上がれる方法があるらしいのです。

パートナーが、出張中になぜ一夜限りの過ちを犯してしまうのか?

刺激的だからなんですよ。いつもと違う状況、いつもと違う場所、いつもと違う体で魅了してくる女性。

なかでも重要なのは場所。自宅でするより、『ホテルでのセックス』って気持ちいいでしょう?

自分たちの部屋じゃない“部屋”でエッチするのって、燃える。温泉旅行にしても、旅館の部屋でふたりきりになると、なんだか途端にムラムラしてくる。

心理学者のAmy Muiseさんによると、この"ホテルルームマジック"には科学的理由があるそう。彼女はThe Huffington Postにこう語ります。

「旅行に出かけると自分を解放できるので、より大胆になります。つまり新しいことに対する抵抗が減り、楽しいアクティビティに参加する意欲が湧くのです。この気持ちの入れ替えこそが性欲をかき立て、セックスにもお互いに対する愛情にも、満足感を得やすくなるわけです」

つまりホテルでのセックスがお家でのセックスよりも一段と気合いが入るのは、何も"ホテルにいるから"ではなく、"マインドがバケーションモードになっているから"と言ったほうが正確のよう。

仕事から帰宅し、夕飯を支度し、パートナーの帰りを待ち…なんて単調な毎日から、ビーチでゴロン、「新たなアクティビティに挑戦!」といった環境のほうがそりゃあ気合いも入ります。

Muiseさんはこれを"セルフエクスパンション(自己の拡張)"と呼んでいます。必ずしも旅行にお金をつぎ込まなくても、新たなことにチャレンジさえすれば、この燃え上がりは得られるそう。

つまり、毎日のルーティンを突き破り、新鮮味のあるチャレンジングな環境に、ふたりで飛び込めばいいのです。

Psychology Todayでも、バケーションセックスはいわば交際当初に体験した、『興奮が鳴り止まないエキサイティングなセックス』と、似た感覚を掻き立てると紹介されています。

つまりセックス停滞期から脱出するために、まずは気持ちが高ぶりやすい「場所」から変えてみる。泊りがけのデートが難しいなら、普段は挑戦しないアクティビティを提案してみる。

新鮮なデートで疲れた後に、お家に帰ってまったりしながら触れ合うのだって、いつもより気持ちがいいものだから。


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