面接官はあなたの「見た目」よりも、◯◯で判断していた!

本当に頭が良いかどうかはさておき、出会った人に「頭が良さそうだな」という印象を与える人っていますよね。自分の考えを振り返ると、そのような印象を与えたければ見た目が重要だと思っていました。が、どうやらそうでもないらしいのです。

ライターのLachlan Brownさんが「Ideapod」に掲載した記事によると、喋り方のほうが圧倒的に大事なんだとか。研究結果を引用した説明と、どのようにしたら知性がありそうな喋り方ができるかが書かれています。

「見かけによらず賢いんだね」

という変な褒め言葉を耳にしたことがあるはず。なぜ変かというと、賢いと褒められてると同時にバカっぽく見えると言われているように聞こえるから。

もし、知性がなさそうに周囲から見られているとしたら、知っておいた方がいいだろう。人付き合いの場で不利になるだけでなく、就職や昇格にも悪影響を及ぼすかもしれないから。

だから、先ほどのようなことを誰かから頻繁に言われるのであれば、自分自身を見つめなおした方が良いかもしれない。早いうちに手を打っておかないと、後々人生をかけるような仕事の面接で、「あまり賢くなさそう」という理由で落とされてしまうかもしれないのだから。

すべての原因は、「声」にあると言える。

実のところ、見た目はほとんど影響していなくて、音の方がより大きな影響をもたらしているというのだ。どういうことかというと…、

シカゴ大学の研究では、生徒たちが仕事で目指すポジションにどうして就きたいのかを説明している様子をビデオに録画した。

その後、リクルーターや雇用者たちは、生徒たちのビデオ映像を見るグループ、音だけを聞くグループ、台本を読むグループの3つに分けられ、入念な審査をおこなった。

手短にまとめると、この実験から生徒たちの見た目は知性の高さを判断する時に、あまり関係ないことがわかった。そして、判断基準により重要な要素は声だということがわかったのだ。

理由は人類の進化に関連しているという。研究者によると、私たちの声は能力や知性を際立たせるよう、徐々に進化しているとのこと。

あなたを最も賢く見せることができる3つの喋り方を、今から紹介していこう。

01.
しゃべるのが早い

ただ早口であれば良いというわけではない。内容がチンプンカンプンだったら意味がないからだ。でも、早口かつ伝わりやすく喋る方法を身につけたら、ゆっくり喋る人よりも、聞く人に自信に満ち溢れた印象を与えることができるだろう。

理想的な割合は、1分間に140〜160単語で、これはナレーターがオーディオブックで話すのと同じスピードである。

もしも早く話せるよう改善したいと考えているならば、いくつか自分でできる訓練がある。

早口言葉:これは口と舌をコントロールできるようになるためには簡単な方法といえる。大きなプレゼンなどの前に、早口言葉で口を慣らしておくのがいいだろう。

 

様々なスピードで声に出して読みあげる:頭の中で読みあげるよう私たちは教えられてきたと思うが、声に出して読みあげることで話し方を上達させることができる。まずは通常のスピードから始め、次に遅いスピードと早いスピードを交互に試すことで口輪筋が鍛えられ、うまくコントロールできるようになる。さらに、上級編として、読み物を逆から読みあげることをマスターすることで、次の言葉に突っかかることなくスラスラと話せるようになる。

 

適切に言葉を加えながら読んで見る:例えば、「そして」や「その」などの言葉など、声に出して読みあげている時に、前置詞を加えることで読んでいる内容の意味を深く考えすぎず諦めるよう、脳を鍛えることができる。

02.
「つなぎ言葉」を使わない

つなぎ言葉とは、何を言いたいかを考える時に自然に出てくる言葉のこと。

例えば、「あの〜」、「え〜と」、「う〜ん」など。もちろん完璧にこれらの言葉を使わずに話すことはとても難しい。けれど、これらの言葉を多用しすぎると自信や能力がないように見られてしまう。

では、どうすれば使わないようにできるか?どんなシチュエーションにも対応できる話し方を記した本『Smart Talk』の著者でコミュニケーション専門家であるLisa Marshall氏によると、この癖から脱却するには1日5分間、会話のなかの自分の話し方を録音し、その後自分で聞いてみることを少なくとも2週間続けることだという。

こうすることで、最終的に自分の癖に気づき、その言葉を使用しないよう意識できるようになる。Marshall氏が提案するのは、つなぎ言葉を使うくらいなら少しのあいだ沈黙を持たせる方が、スピーチの信頼性を保つことができるという。

03.
声の「抑揚」と「高さ」
をコントロール

低い声だと成熟していて自信がある印象をうけるが、高い声だと子どもっぽく不安げな印象になる。また、話し始めから終わりまで、一定の抑揚で話すことも重要。語尾を上げる癖がある人もいるが、これは子どもっぽく知性が低い印象を与えやすい。

でも、あまりに低いトーンで喋ると挑戦的で失礼な印象を与えてしまうので、やりすぎは良くない。


 
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Licensed material used with permission by Lachlan Brown
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