これはズルイ…。「特別感」たっぷりな彼からのお返し
デパートのチョコレート戦争が終わり、きれいな包み紙の切れ端もごみ箱から消え去った。
バレンタイン後、女子が抱えている想いは十人十色。「気になる彼に想いを伝えられた!」と安堵する人(プラス、ちょっぴり不安も)。「義理チョコとかいう文化広めたの誰!?」と、年に1回の出費に憤慨する人。
でも、とりあえず。お疲れさまでした!
そして、来たるホワイトデーは男子諸君の腕の見せ所!と、おどかしてもしょうがないんですが、やっぱり素敵な贈り物がもらえると、バレンタイン頑張ったかいがありますよね?
「美しいもの」に目がない。
それが女子の性
ホワイトデーのお返しって難しいですよね。バレンタインはチョコレートが定番だけど、ホワイトデーは「これ!」っていうものがないような。
そんななか見つけた、心惹かれるギフトがあります。その名も「こうぶつヲカシ」。
こうぶつ?
そう、鉱物です。
鉱物と聞くと思い出すのは、中学時代の理科の授業。セキエイ、チョウセキ、クロウンモ、カンランセキ。私、理科が苦手だったから、授業中もこっそり資料集でそのページばかり眺めていたなぁ。だってキレイなんだもん。
鉱物には“未完成な美しさ”があると思うのです。身につけるため磨かれ鍛えられたそれらとは種を異にする、未熟で野生的な美しさが。
「こうぶつヲカシ」にも、あの鉱物に宿るノスタルジアを感じてしまいました。
寒天と砂糖を固めて1週間ほど乾かすと、表面が乳白色に変化します。これが琥珀糖。そこから1つ1つ手作業で形を決め、切り出していきます。
並べられた色とりどりのこうぶつヲカシは、「この鉱物、コレクションにしたいなあ」と思っていたあの時の私の夢が結晶化したよう。
しかも、それが食べれちゃうなんて!(ちょっともったいないけど)
アップルシナモン、レモンジンジャー、シャンパーニュ、カシス&オレンジピールなど、魅惑のフレーバーが勢揃い。
こんな素敵なホワイトデーギフトをもらったら、3日は食べれないなぁ。冷蔵庫に入れておくと誰かに食べられちゃいそうだから、自分の部屋でじっと眺めて幸せの余韻に浸るだろうなぁ。
もちろん、きっちりいただきますけどね!