「Netflix and Chillしよう」と言われたら、他にも深いイミがあるかもしれない。

今から紹介する会話は、知り合いから聞いたハナシ。これから登場する2人は同じ職場の同僚で、「週末なにをするか」について話しています。

会話のなかのあるニュアンスがおかしくて、ひとりが笑い始めるけれど、なぜかわかりますか?

A「お疲れ様。今週末は何する予定?」

B「特にないな〜。たぶん、ネットフリックス見てチルする。ひとりで」

A(笑)

「Netflix and Chill」
に含まれた、あるニュアンス。

前述したやりとりはすべて英語。Bさんが言っていたことを一部英訳すると、「Netflix and Chill」という言葉がでてきます。

これ、直訳すると「ネットフリックスを見てくつろぐ」という意味になるのだけれど、実は、遠回しにセックスに誘うニュアンスも含んでいるんです。

例えば、気になっている外国人男性から、「Do you want to Netflix and chill this weekend?」などと聞かれたら、返事をする前によ〜く考えてみた方がいいかも。

セックスの誘いをにおわすフレーズって、時代とともに変化していると思うんです。以前であれば「家で映画みない?」「ゆっくりDVDでも見よう」といった感じだったかもしれません。

そう考えると、「Netflix」という言葉が今の時代の誘い文句の一部になっているなんて、やっぱりそれほど多くの人に見られているんだな〜としみじみ。

ちなみに、冒頭の会話でAさんが笑った理由は、Bさんが週末をひとりで過ごすことをバカにしていたのではありません。Bさんが何食わぬ顔で「ネットフリックス見てチルする」しかも「ひとりで」と、言ったからなのでした。

これを読んで、「このフレーズすでに知ってるよ〜」という人もいたかもしれないけれど、今だに話題になることもあるから、知っておいてソンはないはずです。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。