「越えたい」と思わせる、一流のリーダーに共通する6つのこと。
皆さんは優秀なリーダーと言えばどんな人を思い浮かべますか?
今も昔も、様々なリーダーや学者達がリーダーシップとは何かを語っています。そこには、個人的な意見や主観が含まれていることも少なくありません。
しかしながら、リーダーシップに関するビジネス本や文献には、共有している6つの特徴があります。
そう語るのは「Inc.」など、数多くの人気メディアに寄稿するライフコーチで起業家でもあるMarcel Schwantes氏。
01.
いつも貪欲で、限界を疑う
優れたリーダーは知識が豊富で、頭の回転が早いかもしれません。けれど、決して上から目線になることなく、貪欲に人から学ぼうとします。そして常に謙虚に振舞います。
彼らは、決して自分の意見に固執せず、人の意見に耳を傾けます。その根本には、様々な視点が存在すると知っていて、「自分の選択が正しいかどうか」「さらによい方法がないか」と常に探しているのです。
02.
気取ることなく、周りの見本になる
優れたリーダーは、周りのメンバーに対し敬意を払い、風通しの良い環境づくりに努めます。一般の企業にありがちな、裏切りやゴシップといったような問題が起こりにくいのも特徴です。
ビジネスの現場では、常に結果を求められるあまり、強力な主従関係に陥りがちですが、このようなリーダーが上に立つ場合、部下は不満に思っていることを口に出しやすくなるのです。
03.
AIのように学び続ける
優れたリーダーというのは、今、過去にないほどの技術革新が起きていることを認識しています。そのため、自分の得意分野だけではなく、様々な分野の専門知識を継続的に学ぶことによって自身を高めています。
そうすることで、チームにも学ぶことを推進し、自己研鑽こそが最優先事項であると伝えています。
04.
優秀なメンターが側にいる
彼らは、学びを得られ、屈託ない意見をもらえるメンターに囲まれています。同時に、間違った人からアドバイスを受けるリスクについてもよく理解していて、メンター選びに関しては、とても慎重に行っています。
結果、他の人が尊敬し、真似したくなるような誠実さを兼ね備えたメンターに囲まれているのです。
05.
“信頼関係”を
誰よりも大切にする
長々と説教をするようなリーダーシップの専門家の話は聞いていても全く面白くありません。
経営コンサルタントであり、著書が「10年に一度の良書」と称されているマーガッレット・ウィートリーはリーダーに向けて次のようにアドバイスを送っています。
リーダーというのは、人と関係を構築する方法や人を成長させる方法、そして組織を発展させる方法に精通している必要があります。
そして、これからも仲間の意見に耳を傾け、コミュニケーションを取り、チームを推進していく必要があるのです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、それこそがリーダーシップなのです。
06.
人のために尽くすことができる
リーダーシップとは、命令したり、強制することではありません。
人のために尽くすことなのです(時にあなたのクライアント、時にはあなたの部下に対して)。
支配するリーダーとは違い、部下が自由に動くことができ、コミュニケーションが活性化されます。それがゴールヘ向かう活力になり、部下が目標を達成したり、最高のパフォーマンスを出すことができる。
時に自分より人を優先し、チーム全体が最高のポテンシャルを発揮することに注力しています。
私たちはこれをサーバント・リーダーシップと呼んでいます。支援型のリーダーシップこそが、部下からついていきたいと思われるリーダーなのです。