モロッコの暴走族と、日本に暮らす人々の共通点。

「うわっ、邪魔だな。でも、抜かせないしな…」

運転しているときに、何人かで並走しているバイク乗りの人たちを見かけると、こう思ってしまいます。

でも、イギリスを拠点にする映像作家Jamie Whitbyさんのビデオを見たら、なんだかバイカーたちに親近感が湧いてきました。

来る日も来る日も
トリックの練習

Jamieさんは、モロッコまで飛び、「Anfa riders」というカサブランカのモーターギャングの日常を動画におさめました。

前半部分では、駐車場だと思われるところで練習をしているシーンが。聞けば、彼らは来る日も来る日もトリックのトレーニングをして、一般車が走る道路へと繰り出すようです。

つまり、人に見せられるようなスキルや自信を身につけてから、公道で披露するというカタチ。

と考えると、なんとなく練習を繰り返して発表するプレゼンに似てるな〜と。もちろん法律を度外視した話なんですけどね…。でも、バイカーたちに親しみを覚えたのです。

物事を別の角度からみれば、その受け取り方や感じ方は変えられるのかもしれません。

ちなみに、Jamieさんのビデオは、イギリスのロックバンド「Gengahr」のミュージックビデオのために撮影されたそうですよ。

Licensed material used with permission by Jamie Whitby(HP), (Instagram)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。