当てはまったら、きっともう、彼に堕ちてる
恋がはじまるのって、一体いつからなんだろう。
ふとした時に、思いがけず生まれてしまう「キュン」。なんでもないLINEを、楽しみにしてる自分に気づくとき。隣にいると落ち着くとき。
キッカケなんて、本当はいくらでもあって
それが恋なのかどうか、決めているのは自分だったりする。こんなサインを、“見逃していない”のが、そのしるし。
(以下、「Elite Daily」のKimmy Foskettさんの記事より)
「私が恋をしているのかどうか」は、いつもあやふやだった気がする。
中2のとき、バスで隣りに座った男の子にキュンキュンしたのは恋だった?たしかに、当時はそんな気がしていた。だって、彼を見かけるたびに吐きそうなくらい緊張したし、あるとき彼から貸してもらったペンを盗んで、宝物のようにとっておいたこともある。
奇跡的に、彼と私は付き合うことになって、初めてのセックスの相手も彼だった。でも今思えば、この経験はただ、背伸びしていろんな経験をしてみたかっただけだと思うの。
21歳のとき、演劇のクラスで惚れて付き合った男の人。これも当時はたしかに恋だと思った。2ヶ月しか続かなかったくせに、私は彼のことを2年も引きずったし。でもほんとうのところは、イケメンと付き合っている自分に浮かれていただけ。
恋なんて、落ちればわかるってよく耳にする。だけど蓋を開けてみたら、単なる性欲や刺激、それから憧れでしたってこともあるでしょう?
そこで「ザ・ウェブ・ラジオ・ショー」の司会を務める臨床心理学者Joshua Klapow医師に、どういったサインをもとに恋だと特定できるかを聞いてみたの。あなたはどう思う?
01.
「彼が幸せならいい」と思う
私は外見に惹かれて、「好き」だと勘違いしてしまうことがよくあるんだけど、そういう人って少なくないと思う。だって美しさって人を興奮させるし、気持ちが抑えられないんだもの。
「彼の外見だけでなく、その人の考え方や生き方をリスペクトしていたり、心身の健康に気を配っていたりするのは、愛がある証拠です」
とKlapow医師は説明します。
「一方で、外見だけに魅力を感じている場合は、ただ近くに置いておきたい、「そばにいてほしい!という欲求ばかりが大きくなるでしょう」
理想は、両方がうまい具合にバランスできている関係だけどね。
02.
「ダメな自分」も、隠さずにいれる
身体と心のどちらに惹かれているのか、なんてハッキリ見分けるのは難しい。だからこそ、相手に情けない自分を打ち明けられるか、考えてみて。
たしかに恋していれば緊張することばかりだろうけど、パートナーとはいかに自分らしく過ごせるかが大切。
Klapow医師に言わせると「不安定な面を見せられる」のは、深い愛が芽生えることを予兆しているのだとか。
「心の奥にある感情を共有できることこそ、友だちと恋愛の境界線を越えるサインなのです」
03.
ずっと、『ただの友達』じゃ嫌だ
身体にも惹かれつつある友だちと、恋愛との見分け方は?ここで忘れちゃいけないのが、恋とは人それぞれ感じ方が違うということ。
「恋愛は主観的で、複雑で、経験的知識に基づいています」
とKlapow医師も話します。
「いい友情関係で、憧れもリスペクトもあるのに、これ以上距離を縮められないとなると、関係がギクシャクする可能性も」
パートナーは「ただ面倒を見てあげたい相手」じゃなくて、独占したいと思える相手じゃないといけないのかも。
04.
彼との時間を、
何度も思い出す
Klapow医師によれば、恋に落ちるのって結構、体力を使うんだとか。
「彼らのことをつねに考えて、心配してあげないといけませんし、一緒にいる間は関係に自信が持てていても、大事な関係だからこそ今後のふたりの行方において不安だって募るでしょう」
真の愛にケンカや争いごとは必須じゃないけど、初めて恋に落ちると彼のことで頭がいっぱいになるのは間違いない。
「それでも隣りにいたくて、彼について、すべてでもを知りたいと思うのなら、それは好きだと言っていいでしょう」
でも、これほど明確な答えがない感情はないでしょう?それぞれ感じ方が違うから、まずは、自分の中に生まれた感情に、丁寧に向き合うことからよね。