Re-Discovery:僕らが旅を続ける理由から「自分らしく輝く瞬間」を語り合う

「自分らしく輝く瞬間」=「Lifegenic(ライフジェニック)」と名前をつけ、『LEXUS LIFESTYLE BOOK』の誌上で思考を巡らせ、思いを語ったクリエイターたち。人工のものが何もなくノイズのないロケーションへのや食体験を見つめ直すを経験していったいどんな気づきがあったのか。そんな彼らと「LIFEGENIC」なシーンや時間、感覚の見つけ方など、一般ゲストが一緒にひとつのテーブルを囲みながら思いを交わす特別な時間を用意しました。

登場した3人のクリエイターが提案する
「旅」の再定義

今回の場は『Lifegenic Table by LEXUS UX』と題して、新型モデル、LEXUS UXの開発コンセプト「Creative Urban Explorer(CUE)」から生まれた対話型共創イベントの1パート。11月27日から6日間にわたって東京ミッドタウン日比谷1Fアトリウム広場で開催されたものでした。

©SHOHKI ENO

12月2日(日)に実施したTABI LABO主催の『Lifegenic Table with TABI LABO』では、自分らしさを見つめ直し再発見する、そんな旅をもとに「Re-Discovery」と題して事前の募集で読者ゲストをご招待。

スタートは、LeaR代表・小橋賢児さん、モデル・高山都さん、TABI LABO代表・久志尚太郎の3名のクリエイターによるトークセッション。自分らしく「Lifegenic」に生きるためのヒントとして、「旅」の捉え方、考え方を3人が一緒に行った宮崎での思い出などとともに語ってくれました。

©SHOHKI ENO

久志 あらためて「旅」って、ふたりにとってはどういうものかな?

高山さん この一年でも、いろんな国や地域に行ったりもしたんだけど、旅って日常の延長線上でもあるし、非日常でもあるんですよね。同じ空を見ているようでもぜんぜん色が違うってこととかあって。いままでいろんな世界の写真とかも見てきたけど、行ってみて自分の目で確かめるのって、やっぱり旅じゃなきゃできないことだなって。旅については遅咲きだけど、あらためて「旅の感動」というものをいま噛み締めてます。

小橋さん 旅って、自分の知らなかった感情とか、抑えていた本当の自分に気づくってものだと思うんですよね。それまで思っていた感情や考えが、遠い場所、ぜんぜん違う場所にいったりすると、あれがいい、これが嫌いって思っていたことが、まったく対象になっていなくって。そうなったとき、自分の中心って変わるんですよね。普段の自分の極と、反対側の極に出会う。そうすると、こだわっていたこととか固執していたことも、「もっと自由でいいじゃん」とか、「もっと楽しんでいいじゃん」って思えるんです。嫌だと思ってたことも、意外とよく見えるようになったり。
これって、海外や遠い距離にいくってことだけではなくて、すごい苦手だと思っていた友達と話してみたり、恥ずかしくて遠ざけていた親と一緒に盃を交わしてみたり、そういうことも自分の中での極に出会う旅だなと思うんですよ。そういう意味でも旅って日常にいっぱい落ちている。

©2018 TABI LABO

久志 今回、Re-Discovery=再発見をテーマにしているんですが、大人になると「どうせ○○でしょ」とか、ついつい知った気になることって多いと思うんですよ。で、そう思ってしまっていることの中にこそ、再発見になるものを見つけていくのはすごい大事なんじゃないかなって思います。固定概念とかを捨てて、自分たちが見えていない世界を見広げていこうとすると、新しい世界が見えてくる。自分たちが知っているものを見ていくのが旅なのではなくて、自分たちが知っているけど気づいていない世界を見い出していくってことが、本当の新しい旅なんじゃないかなと思うんです。

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「旅」という価値について、あらためて話してくれた3人。会場では、尽きぬ思い出として彼らが「Lifegenic Journey」を企画した宮崎への旅についても沢山、その再発見の価値を伝えくれていました。その宮崎へ旅の様子はこちらのページで詳細をご確認いただけます。

もっとフラットにリラックスして語り合う「LifegenicTable」

3名が感じた「旅」から見えてくる再発見。聴いていたゲストの皆さんもその表情に、何か思うことがあった様子。そこで、セカンドセッションとして、食に関わりLifegenicな旅も経験した2名のクリエイター、料理人・田村浩二さん、バーテンダー・野村空人さんも参加して、クリエイターとゲストがそれぞれ意見を交換することに。

©SHOHKI ENO
©SHOHKI ENO

この日のテーブルのために、田村さんが用意してくれたのはチーズケーキ。小さい頃から誕生日といえばチーズケーキで育ったという田村さんにとって思い入れがあるもので、現在では週一回の予約受付も20分で150本が完売するという評判の一品。その内容を聞いた野村さんが、この日のためにオリジナルレシピでつくったのが「チーズケーキのカクテル」。ジンをベースに、バニラやビスケットを素材にしながらクリーミーな味わいをクリエイト。手間をかけて丁寧にクリアな液色にも仕上げた一杯です。

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特別なフードとドリンクをいただきながら、オープンな環境で垣根を越えた対話を通じ、新しい発見を導いていく5人のクリエイターとゲストたち。それぞれが抱える「自分らしさ」への考えや想いを交わしていきます。

このTableで見出され深まっていく
Re-Discovery(再発見)

©SHOHKI ENO

少人数だからこそできる、贅沢な時間はあっという間に過ぎていきます。その間、クリエイターから話を聴くというだけでなく、同席したゲストの皆さんそれぞれが自分から想いを発信し意見を述べていたのが印象的。「自分らしく生きる」ことを問い直し、再発見するヒントが得られたようです。

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参加者の皆さんからは、こんな感想を述べてもらいました。

いまの自分も10年前の自分も、自分は自分だからって。固執することはなくて、ありのままでいいんだよって話を聞いて、いろいろ悩んでたんですけど、いい言葉もらったなぁって心に残りました。
(30代・男性)

 

自由の定義とかお話をいろいろ聞いて、感動して泣きそうなんですけど。おっしゃっていた「底辺を知っているから落ちるところまでお落ちたから怖いものはない。自分の欲求に素直にやっていく!」というのが、すごい自分の感性に素直な方だなって思いました。こういう大人に出会えたことに感動してます。
(20代・女性)

 

丁寧な暮らしの仕方って、部屋を綺麗にするとか片付けるとかじゃなくて、姿勢とか、人とどういう気持ちで接するかっていう、“ココロの丁寧さ”っていうのを聞かせてもらい、見習いたいなって思いました。持ち帰って自信をもって暮らしていきたいです。
(20代・女性)

 

そして、今回クリエイターやゲストたちとともに主催者であるLEXUSのメンバーにも入ってもらい、ミレニアルズたちと「Re-Discovery=再発見」を感じてもらいました。今後のブランドが考える「Lifegenic」というものにも、何かしら参考になったのかもしれません。

僕らはカーブランドではあるんですが、「ラグジュアリーライフスタイルブランド」になるんだって考えています。その定義はいろいろ世の中に溢れているのですが、形や表面的なもので完成するものでなく、ひとりひとりで違うものだと思っています。それぞれの方が人生を最大限楽しんでもらうのが大事で、そこには自分なりの豊かさや贅沢、楽しみっていう個別の価値があるのだと思っています。
調べたのですが、ラグジュアリーを日本語に訳した「贅沢」という言葉は、貝=昔のお金にひもづいているんですよね。でも、その価値の基準っていうのはお金だけにかぎるのではなく、今の時代はその価値を自分たちで作り出していくのではないかと思います。それはいかに心が動くか、知的好奇心が揺さぶられるかということが重要。それを尺度に、僕らは自分たちのラグジュアリーライフスタイルブランドとして、あらためて驚きと感動を提供していきたいなと確信した場になりました。
(レクサスブランドマネジメント部Jマーケティング室・主任 星賀統貴さん)

©SHOHKI ENO

公聴のようなスタイルをとらずに、同じ目線でリラックスした時間を過ごせた参加者たち。無駄なストレスやノイズを取り除き、本当の気持ちよさを感じられる「新しいラグジュアリー」が、それぞれのなかに定義されたかもしれません。この日のTableもひとつの旅=LIFEGENIC JOURNEYだったといえるでしょう。
帰路につく参加者たちの笑顔を見ると、きっと自分に素直になる気持ちよさを見つけられた時間になったはずです。

 

探そう。自分らしく生きる手がかりを。
Cue for Lifegenic Supported by LEXUS

【クリエイター プロフィール】

小橋賢児

LeaR株式会社 代表取締役

1979年8月19日生まれ。東京都出身。8才で芸能界デビュー、以後数々のドラマや映画、舞台に出演するも2007年に俳優活動を休業。その後世界中を旅しながら映画やイベント製作を始める。2012年、映画「DON'T STOP!」で映画監督デビュー。また『ULTRA JAPAN』のクリエイティブ・ディレクターや『STAR ISLAND』の総合プロデューサーなどを歴任し、世界規模のイベントや都市開発などの企画運営にも携わる。

高山 都

モデル、女優、タレント

ビューティモデル、女優、ラジオパーソナリティなど幅広く活動。趣味は料理、マラソン。「#みやれゴハン」として料理や器などを毎日紹介するインスタグラムが人気。趣味のマラソンでは3時間41分の記録を持っている。自身の著書に『高山都の美 食 姿「したたかに」「自分らしく」過ごすコツ。』『高山都の美 食 姿2 「日々のコツコツ」続いてます。』がある。

田村浩二

料理人・L’odoriter代表

専門学校卒業後、都内のレストランでキャリアを積み、渡仏。フランスでは「Mirazur」等で経験を重ねた後、2016年に日本へ帰国し「Tirpse」のシェフに就任。現在は独立し、様々なプロジェクトに参画しながら食の新しい可能性を表現している。
「.science」取締役。「Tanpan.CO」執行役員。

野村空人

フリーランスバーテンダー

21歳で単身渡英、ロンドンのバーでバーテンダーとして活躍したのち、2016 International Best Restaurant bar of The Yearに輝いたHawksmoorSpitalfields barのヘッドバーテンダーを務める。帰国後、「FUGLEN TOKYO」のバーマネージャーを経て、2018年よりドリンクコンサルタント会社ABV+設立。現在は、「Kyrö distillery company」のJapan ambassadorとしても活動中。

久志 尚太郎

株式会社TABI LABO 代表取締役

1984年生まれ。中学卒業後、単身渡米。16歳の時に飛び級で高校を卒業後、起業。帰国後は19歳でDELLに入社、20歳で法人営業部のトップセールスマンに。その後、同社を退職し世界25ヶ国をまわる。復職後は25歳でサービスセールス部門のマネージャーに就任。同社退職後、宮崎県でソーシャルビジネスに従事。2014年2月TABI LABO創業。クリエイティブディレクターとしてヤマハ発動機「サウナとトリシティでととのった」などを手掛ける。

参加者の皆さま、本当にありがとうございました!

Top image: © SHOHKI ENO
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ちょっとした情報を知るだけでも、色々な疑問が浮かび上がり、僕たちの価値観や考え方は変わるのかもしれません。