【ラブリ】いま、僕らが“旅”と言っているもの vol.5

忙しいときほど、立ち止まるようにしている。いま一番楽しいと思っていることは何か?と自分に問いかけると、やりたいことが発見できるから。

その後は、ただ目標に向かうだけ。いつのまにかネガティブな感情は消えている。

心の底からやりたいことは
旅先でも絶対にやる

© 2018 Koki Yamasaki

これまで4回にわたって公開している、ファッションモデルのラブリさんとTABI LABO代表の久志尚太郎の対談シリーズ『いま、僕らが“旅”と言っているもの」。

第5回は「ひとり旅の目的」をテーマにお届けする。

<前回の記事はコチラ>

スケジュールは詰めずに
余裕をもたせる

久志 ラブリちゃんはひとり旅もするよね?

ラブリ うん。遠くても行くし、近場でもひとりでの行動は好きだよ。まったく抵抗はないかな。

久志 なぜ、ひとりで行こうと思うの?

ラブリ 美味しいカレー屋さんがあるらしいとか聞いたら食べてみようってなる。もちろん、友達を誘うこともあるけどね。

仕事で地方に行くなら、喫茶店にはよく行ってるよ。調べて、老舗の喫茶店があるとわかったら、タクシーに乗ってでも行くかな。

だいたいは目的があるの。いっぱいではなくて、ひとつだけのね。

久志 やりたいことが明確なんだね。これがやりたい。だからあそこに行く、みたいに。

ラブリ 海外でも計画は詰めない。食べたい、聞きたい、見たい。いつも、目的は内側にあるの。

久志 うん、わかる。誰かに言われた、これは経験しておけってことは絶対に体感しておきたい。

一方で、僕にはもうひとつ大事なことがあって、何もしないでフラフラ歩く。誰にも何も聞かずに、ただ自分の感覚にまかせて、出会うものを求める。

ラブリ そう考えると、たしかに両方をやってるかも。私も何も考えず歩くこともある。

久志 話が戻ってしまうけど、さっきの喫茶店はどうやって調べるの?

ラブリ まずはGoogle検索。そこからは、もっと細かく調べ始めるよ。

久志 誰がどういう風に評価しているかとか?

ラブリ そう。「喫茶店 老舗 コーヒー 落ち着く」まで調べるの。そうするとコアな情報がたくさん出てくるからね。


To be continued...

vol.5 やりたいことは決めておくか、その場で発見
vol.6 何も得られない瞬間もある
vol.7 「非日常」の始まり
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。