【ラブリ】いま、僕らが“旅”と言っているもの vol.5
忙しいときほど、立ち止まるようにしている。いま一番楽しいと思っていることは何か?と自分に問いかけると、やりたいことが発見できるから。
その後は、ただ目標に向かうだけ。いつのまにかネガティブな感情は消えている。
心の底からやりたいことは
旅先でも絶対にやる
これまで4回にわたって公開している、ファッションモデルのラブリさんとTABI LABO代表の久志尚太郎の対談シリーズ『いま、僕らが“旅”と言っているもの」。
第5回は「ひとり旅の目的」をテーマにお届けする。
<前回の記事はコチラ>
スケジュールは詰めずに
余裕をもたせる
久志 ラブリちゃんはひとり旅もするよね?
ラブリ うん。遠くても行くし、近場でもひとりでの行動は好きだよ。まったく抵抗はないかな。
久志 なぜ、ひとりで行こうと思うの?
ラブリ 美味しいカレー屋さんがあるらしいとか聞いたら食べてみようってなる。もちろん、友達を誘うこともあるけどね。
仕事で地方に行くなら、喫茶店にはよく行ってるよ。調べて、老舗の喫茶店があるとわかったら、タクシーに乗ってでも行くかな。
だいたいは目的があるの。いっぱいではなくて、ひとつだけのね。
久志 やりたいことが明確なんだね。これがやりたい。だからあそこに行く、みたいに。
ラブリ 海外でも計画は詰めない。食べたい、聞きたい、見たい。いつも、目的は内側にあるの。
久志 うん、わかる。誰かに言われた、これは経験しておけってことは絶対に体感しておきたい。
一方で、僕にはもうひとつ大事なことがあって、何もしないでフラフラ歩く。誰にも何も聞かずに、ただ自分の感覚にまかせて、出会うものを求める。
ラブリ そう考えると、たしかに両方をやってるかも。私も何も考えず歩くこともある。
久志 話が戻ってしまうけど、さっきの喫茶店はどうやって調べるの?
ラブリ まずはGoogle検索。そこからは、もっと細かく調べ始めるよ。
久志 誰がどういう風に評価しているかとか?
ラブリ そう。「喫茶店 老舗 コーヒー 落ち着く」まで調べるの。そうするとコアな情報がたくさん出てくるからね。
To be continued...
vol.1 制約から解放された結果、遊び方が増えた「旅」vol.2 場所よりも大切な要素とは何かvol.3 自分の知らないものを自分が見れている幸福感vol.4 心の躍動をイマジネーションするvol.5 やりたいことは決めておくか、その場で発見vol.6 何も得られない瞬間もあるvol.7 「非日常」の始まり