新しいスタバのロースタリー、酔っちゃいます。
大人向け。ここでお酒を飲むのは幸せです。中目黒駅から徒歩10分ほどのところに、スターバックスリザーブ®ロースタリー東京がオープンしました。店内に入ると、巨大なロースターや4Fまで突き抜けるようにそびえたつ銅板に覆われたキャスクが目に入ります。ここでは、世界中から運ばれてきた高品質で希少価値の高いスターバックスリザーブ®の生豆を焙煎し、ドリンクになるまでのプロセスを目の当たりにできます。
このお店は、世界中のロースタリーデザインを指揮しているリズ・ミュラーCDOが、建築家・隈研吾氏とコラボレートして建物を設計した世界初の例。ということで、目黒川沿いという立地を生かした空間意匠へのこだわりは言うまでもなく必見。で、そこで提供されるものがどれもおいしい。本格的なアルコールも飲めます。
キャスクを覆う銅板や、周りに散りばめられた2100枚にも及ぶ桜型の銅板の細工は、すべて職人の手作業で仕上げたもの。明るい杉の木を合わせたインテリアの意匠は、スターバックスにとってもチャレンジングだった、とは隈研吾氏の弁。
そのほかにも、折り紙をモチーフにした天井など随所にこだわりが見えます。なかでも、テラス席から見えるグリーンポッドのデザインは、それだけで半年もの時間をかけたとか。こちらもアルミを手作業で叩いて丸くしており、職人技が生きているそうです。
このロースタリーでは、100を超えるドリンクメニューが味わえます。コーヒーやティーメニューはもちろん、イタリアの食前酒にヒントを得たミクソロジーやクラフトカクテルと一緒に、イタリアンベーカリープリンチ®が朝昼晩とそれぞれの時間帯に合わせて提供する作りたての食も堪能できます。
ここで使われている、パルミジャーノ・レッジャーノやフォンティーナチーズ、プロシュートやサラミ、ピスタチオモルタデッラなどは、夜なら盛り合わせを注文することも可能。注文が入ってからスライスするので、どれも新鮮です。
挽きたてのコーヒー豆の香りと、焼きたてのパンの香りに包まれながら、目黒川沿いの桜並木を見下ろすテラス席で乾杯!