スタバ、オリジナル映画制作の「スタジオ」設立

毎度新作フラペチーノを開発したり、サステナな取り組みをしたり、あるいはインクルージョン&ダイバーシティで新たな働き方をリードしたり……。「スターバックス」といえばさまざまな視点で理念をもってビジネスと社会貢献の両立を図ることでも知られた企業。

そんなスタバが先月、芸術支援の一貫として「エンターテインメントスタジオ」の設立を発表。これまたぶっ飛んだアイデア!

オリジナル映画製作
スタバ「エンタメスタジオ」設立

スターバックスがエンタメ──? イメージがあまり結びつかない方も多いはず。でも、実のところ過去にもオリジナル映画を制作している。2016年に地域社会で変化をもたらす人々に焦点を当てた『Upstanders』を公開、翌年にはシーズン2を展開している。さらに、2019年にはコーヒーという共通の生計を通じて共通点を見つける、2人の女性の物語『Hingakawa』を公開している。

Starbucks Coffee / YouTube

スターバックススタジオは、人とのつながりの無限の可能性を育むという使命をさらに推進していくらしい。「若手アーティストからイノベーターなど、インスピレーションを与えてくれるストーリーや人々に光を当てる機会を得られたことを光栄に思います」。自社のリリースでこう語るのは、マーケティング担当の Christy Cain氏。

スターバックススタジオは、アカデミー賞受賞作『スポットライト 世紀のスクープ』を手がけた映画プロデューサーMichael Sugar氏が創設し、CEOを務めるマルチメディア制作会社「Sugar23」と連携。

同氏は「私たちは共に、ストーリーテリングの力を活用してつながりを育み、変化を促し、より強いコミュニティ意識を構築していきます」と意欲的。

 

この一杯から広がる
心通わせる瞬間
それぞれのコミュニティとともに。

こうミッションを掲げるスターバックスが設立したエンターテイメントスタジオ。今後、私たちにどんな繋がりを見せてくれるのだろう。

Top image: © Newman's Own, Inc./Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。