ヴァージンがマリンパークツアーを停止！「アニマルウェルフェア」が加速する

ヴァージングループの旅行会社「Virgin Holidays」は、イルカやクジラを展示するテーマパーク「SeaWorld（シーワールド）」のチケット取り扱い停止を発表した。

この発表では、長年パートナーシップを組んでいるシーワールドとの取り引き終了を示唆。同社は、2014年から「アニマルウェルフェア」の方針を採用している。それに基づき、17年にはイルカやクジラによるアトラクションがウリの施設との新たな取り引きを停止。ボルチモア国立水族館の「イルカ保護プロジェクト」の支援に乗り出した。

今後は、野生のイルカやクジラを対象としたツアーを用意していく。

日本で開催したセーリングW杯でのイルカショーが批判の対象になるなど、アニマルウェルフェアの意識は欧米を中心に拡大。水族館は、従来のエンターテイメントから新しい方向性への変化が求められている。