きのことぶどうで全国初!長野県産えのきたけとナガノパープルが GABAを含む「機能性表示食品」に認定

長野県産生鮮きのこ(えのきたけ)と生鮮ぶどう(ナガノパープル)の「機能性表示食品」の届出が消費者庁に受理されたことを、昨年11月12日、JA中野市が発表した。

生鮮品のきのこやブドウでの、機能性表示食品の受理は全国初となる。

「機能性表示食品」とは、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品のこと。その根拠や安全性に関する情報などを消費者庁に提出し受理されることで、機能性の表示をすることができるものだ。

今回受理されたのは「えのきたけとナガノパープルには“血圧降下作用”のあるアミノ酸の一種・GABAが含まれている」というもの。信州大学が分析・立証、JA全農が消費者庁に届出をして、10月に受理された。

今後は「本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています」などの表示が入った「長野県JA産えのきたけ」の販売が開始されるという。

ちなみに、えのきたけの1日の摂取目安は30g(1/4袋)。血圧降下作用のあるGABAのほか、脂肪吸収抑制作用のある食物繊維の一種・キノコキトサンも豊富に含まれているそうだ。

©2020 JA中野市、なかのきのこ新聞編集部
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