役に立たないけど、思わずポチっちゃう「アイテム」3選

雑貨屋へ行くと、ついつい買いすぎてしまう。べつに持っていなくても生活できることはわかってる。でも、その佇まいや遊び心に惹かれて、どうしても手に取っちゃう。

3月6日に危ないセレクトショップの日本語版サイトがローンチされた。「Urban Outfitters」だ。アメリカではかなり有名で、アパレルのイメージが強いんだけど、インテリア雑貨のラインナップがいい線をいっている。ほどよくヒップで、ほどよくスケッチー。これは散財しちゃうやつ。

きっと気になる人も多いだろうから、「Urban Outfitters」らしさを感じる、いらないけど欲しくなるグッズを3つ紹介してみようと思う。

最初に結論を言っておくけど、こういう類の雑貨は買ってから使い方を決めるのがワクワクするよね。

ダーツボードを持っているなら
このバスケットゴールもほしいはず

商品:Toilet Game 値段:2100円

このバスケットボールのインテリアは、トイレに設置するものとして売られている。なんだかオモシロそうと感じた人も多いだろう。でも、サイズにだけは気をつけて。商品ではなく部屋の大きさ、という意味で。

個人的な話で恐縮だけど、購入する前にトイレのサイズを考えていなかったから、まったく合わなかった……(苦笑)。ということで、リビングに設置。お酒を飲みながらでもプレイできて、意外としっくりきたから。

こうしたプチハプニングがあって、お金の無駄にならないように必死で使い方を考えるのが楽しいんだよな〜。やっぱり、ね。

トイレやリビング以外だったら、お風呂場につけるのもアリ。Netflixの『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』を観たあとに、バスタブにつかりながら、ひとりでジョン・パクソンやスティーブ・カーになりきってシューティングができちゃう。

2100円(関税・消費税込)で買えるのも嬉しいところ。自分の部屋にダーツボードがある人は、こっちも試してみて。

完成までに20分かかる
ラーメン(パズル)

商品:Areaware Little Puzzle Thing 値段:2000円

パズルは現代人が必要とするアイテムのひとつだ……なんて、仰々しいことを言うつもりはない。でも、欧米では瞑想をするアイテムとして売られていたりもするし、日本では集中力アップにつながるといわれたりもしている。

思った以上に優秀なのがパズルなのだ

かといって、白いピースだけの商品をやるのはハードルが高い。難しすぎるんだよな〜。

ちょうどいいのがとんこつラーメンのパズル。特に意味を持っていないのがいい。完成するまでの時間はたったの20分で、小腹満たしくらいの感覚でできちゃう。

友だちが部屋に遊びに来るようになったら、見つけた瞬間に「なに、コレ?」って言われるはず。しかも、その答えは「あ、とんこつラーメンのパズルだよ」だ。言われた友だちは絶対に「やってみようよ!」と言うに違いない(現に撮影用に購入したパズルを見た同僚と同じ流れを何回もやっている)。

ちなみに、ピザスライスやプレッツェルのパズルなども売られているので、自分好みでどの食べ物にするのかを選んでみてもオモシロいと思う。

値段は2000円(関税・消費税込)。プレゼントにもいいかも。

おうちカクテルのレベルを
無駄に上げられる傘

商品:Cocktail Umbrella Set 値段:2000円

飲めるお酒の種類が増えていくにつれて、それを注ぐグラスにこだわりはじめる人が多くなった。クラフトビールが好きな人なら、パイントグラスだけでなく、ピルスナー専用やエール専用のグラスを持っていると思う。

ただ、ラムベースやテキーラベースのカクテルも人気になっているのに、それらに合うグラスを持っている人はあまり聞いたことがない。そもそも、専用グラスが少ないことも影響している。

ラテン系カクテルを飲むときに使ってほしいのが、このカクテルグラス専用の傘。グラスではなく装飾で、バーと同じスタイルを再現する提案だ。

え? わざわざ使わない? 最初は僕もそう思っていた。

でも、傘をさしたグラスでラムコークを飲むだけで、バルコニーが海沿いのバーになる……いや、それは言い過ぎか。日常がほんのちょっとだけ非日常になる。

Zoom飲みをするときに何食わぬ顔で使ってみるのもいい。絶対に「バカじゃないの?」って言われるから。わかる人にはわかると思うけど、コレ、持っている雑貨を見せたときのコメントとして、最高の褒め言葉。だから、今ではしょっちゅう使ってる。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。