外で使うのがもったいない「アウトドア用のラグ」です。

岡山県の海沿いの街に暮らしている私たちの家族は、よくビーチに出かけます。

でも、ビーチで使う敷物でなかなか気にいるものがなくって、自分がディレクションを担当しているブランド〈3sun(サン)〉で作ったのが、このビーチラグです。

イメージしたのは、ヨーロッパのリゾートで使われているような、シンプルでちょっと懐かしい感じがするラグ。素材は、以前こちらで紹介したバケツバッグの生地を織っている工場で〈3sun〉オリジナルの帆布を織ってもらいました。

アクセントになっているフリンジも、生地を作る際に余った糸を有効活用。同じ素材なので、ラグとの相性も抜群です。

考えてみると、アウトドアで使うものって天然素材で作られたものが少ないんですよね。このラグは、撥水性があるわけじゃないし、めちゃくちゃ軽いわけでもない。だけど、外で遊んで汚れたら、そのまま洗濯機に入れてざっくり洗えちゃう。

天然素材なので、そうやって使い込むほどに目がギュッと縮んできて、風合いが増していきます。年が経つほどよくなっていくから、長く付き合えます。

なによりもゴロンと寝転がった時の肌触りがいいです。ちょっと外で使うのがもったいないぐらい。

リビングに敷いたり、ソファにかけたり。もちろん、インテリアとしても使えますが、私はやっぱりビーチや芝生の上で使ってますね。

IWAO YOKO/「3SUN」ディレクター
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Photo by 元家健吾

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