オンラインで開催された「チェス世界大会」が.....まさかの結果に!
偶数年に「国際チェス連盟」によって開催されるチェスの大会「Chess Olympiad」。
今年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により初めてオンラインで開催されたが、その“異例の結末”が話題を呼んでいる。
8月30日におこなわれたインド対ロシアの決勝第2ラウンドにて、対局中、インドのNihal Sarin選手とDivya Deshmukh選手のインターネット接続が切断。
そのまま時間切れとなり、当初は負けとなったインドだが、結果に異議を申し立てたところ、主催者である国際チェス連盟内で話し合いがおこなわれることに......。
1時間ほど協議されたものの、接戦がゆえ全会一致の結論が出ず、結果、国際チェス連盟長であるArkady Dvorkovich氏によって「双方優勝」が宣言されたのだった。
Nihal選手、Divya選手と共に戦ったインドチームのViswanathan Anand選手はTwitterにて「We are the champions!! Congrats Russia!!(私たちはチャンピオンだ!おめでとう、ロシア!)」と勝利の喜びを分かち合った。
© International Chess Federation/Twitter
© Viswanathan Anand/Twitter
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