チェスは痩せる!?――ベンのトピックス
皆さん、ベンのトピックスにお帰りなさい!
子どもの頃、お祖父さんがベンにチェスのルールを教えてくれました。小中学校では、チェスサークルに。高校では学校のチャンピオンでした。
今、チェスをプレイする機会は減ったけれど、プロ・チェス・プレーヤーをYouTubeでチェックしています。ノルウェーのマグヌス・カールセンがおすすめです。
マグヌスは111戦無敗という世界記録と持っています。トーナメントに参戦していない時には、オンラインでチェスストリーミング配信をやっています。配信では、自分のストラテジーを説明しています。彼はチェスの天才というだけでなく、カリスマ的魅力がある人物。見ていてとても楽しいです。
そんなマグヌスはもともとぽっちゃりした体型だったのですが、最近は随分スリムになりました。どうしたのか気になって検索してみると……びっくりするような話を見つけました。スタンフォード大学の研究者によると、チェス・プレーヤーは1日で6000kcalを消費するそうですよ!
6000kcal!?
6000kcalというのは、平均的な人と比べて約3倍の消費になるそうです。だいたいプロテニスの1ゲームの半分ぐらい。チェスが座ったままのボード・ゲームですよ!チェス・ゲームはテニスの試合より3〜4倍の時間がかかるし、1日で2試合することも珍しくないんです。だから、トーナメントを戦って、痩せるプレーヤーが多いんだそうです。
プレーヤーのストレスレベルはカロリーを消費するほど増やします。まあまあよかったチェス・プレーヤー、ベンは次の20手ぐらいを先読みできるけど、チェスのグランド・マスターは30以上の先の手を読んでいます。当然、対戦相手のレベルもすごく高いから、脳のすべてをつかわなきゃならないんですね。ちゃんと食事していないと、エネルギーが足りなくなって、3〜4時間も集中力がもたない。
最近では、元々インドア派のチェス・プレーヤーもフィットネスや栄養をちゃんと考えてるみたいです。
マグヌスは?
世界一のプレイヤーであるマグヌスのライフスタイルを見ればチャンピオンになった理由が理解できます。
彼は毎日ワークアウトをするし、どこに行ってもプライベートシェフにバランスを考えた料理を作ってもらっています。そして、ゲームでは脳のパーフォマンスをアップグレードするためにずっとガムを噛んでいます。さらに、理想的な脳への酸素フローを実現する座り方まで研究しています。スゴイ。
チャンピオンのパーフォマンスが欲しかったら(そして痩せたかったら)、プロ・アスリートの身体性より、チェス・プレーヤーの様なインテンスなメンタルフォーカスもいいかもしれませんよ!