普段使いもできてしまう「カメラバッグ」おすすめ5選
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機能性を重視した本格的なカメラバッグは世に数多。プロユースとしては間違いないのだろうが、「あくまでも趣味」という人にとっては手を出しづらいモノも。“いかにも”なデザインが、なんだかガチすぎるというか……。
「もっとカジュアルなカメラバッグが欲しい!」
そんな声に応えて、フォトグラファーの石川望さんに「普段使いできるカメラバッグ」を5つ挙げてもらった。パッと見ではカメラバッグに見えないから、撮影以外でも活躍間違いなし!
01.
Peak Design/EVERYDAY TOTEPACK
「『Peak Design』はもともとバックパックとメッセンジャーバッグタイプのカメラバッグからスタートしたアメリカのメーカーです。特に前者はかなり売れている。デザインがスタイリッシュで側面がパカっと開き、カメラが取り出しやすい。とにかく収納力が高いんです。
でも、じつはこんなトートタイプもあるんです。バックパックよりもカジュアルで、もっとファッションに寄せたデザイン。もちろんバックパックと同様にカメラ専用のスペースもアリ。高い収納力はそのままです。
背負うもよし、手で持つもよし。シーンに応じて使い分けられるのも嬉しいですね」
価格:2万7500円(税込)
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02.
ARTISAN&ARTIST*/スリングバッグ型カメラバッグ
「日本のブランドですが、イイ意味でそう感じさせないのが『ARTISAN&ARTIST*』。従来のカメラバッグのように機能性を前面に押し出したデザインとは対局の、機能性がありつつもシンプルでスマートなデザインを追求しているブランドです。海外でも人気が高いですね。
今回は『Basalt』というシリーズからスリングバッグをピックアップ。バックパックやショルダーバッグもあるなか、特にカメラバッグに見えないのがコレなんです。
少しキレイめのファッションにも似合うデザインで、たとえばシンプルなステンカラーコートに合わせたくなる(笑)。高級車のインテリアのような上品な質感、真鍮の無垢の板材を用いて作られたロゴプレートにもこだわりが感じられます。
いちいち下に降ろさなくともパッと開けてカメラを取り出せる機動力も魅力的。街中を散歩しながら写真を撮りたいというタウンユース派は重宝すると思いますよ」
価格:1万8150円(税込)
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03.
nadowa/Vélo
「以前、『代官山 T-SITE』にあった『北村写真機店』で見かけて惹かれた『nadowa』というメーカーの『Vélo』。二人のフォトグラファーが、自分たちが欲しいカジュアルなカメラバッグが見つからなくて作ってしまったのだそう。
パッと見はアパレルブランドのメッセンジャーバッグですが、内側にマジックテープの仕切りがあって、ちゃんとカメラを入れられる。素材はタフな帆布。やわらかな質感もイイ。
ブラックやライトグレーも素敵ですが、個人的にはレッド推し。これだけ真っ赤なカメラバッグってなかなかないと思います。
普段は仕切りを外してオシャレなメッセンジャーバッグとして使い、撮影に出かけるときは仕切りを付ける。今からカメラを始めたいという人や、最近買ったばかりでどう持ち運べばいいかわからないという人には最適。間違いなく、いつも持ち歩きたいバッグです」
価格:1万7600円(税込)
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04.
ハクバ/GW-PRO RED リアゲートトレック バックパック 02 M カメラバッグ
「かなりタフな作りで、カメラ収納部が本格的。でも、一見するとそうは見えない。アウトドアのバックパックみたいですよね。
通常のバッグとは違って背面アクセス構造。セキュリティ面に優れ、機材の一覧性も高い。正面が開くと、山などでカメラを取り出そうとバッグを地面に置くと背負う面が汚れたり、石を挟んだりすることがある。そうした面からもアウトドア用のカメラバッグとしてしっかり作り込まれています。
背中部分は空気の流れを作って蒸れを抑えるエアベンチレーションシステムを採用。安定して携行可能なウエストベルトを装備しているので、山登りをして写真を撮りたいという人にはピッタリですね。M、Lの2サイズ展開ですが、Mでも十分な収納力だと思います。
とはいえ、中仕切りはもちろん取れますし、落ち着いた佇まいは通勤用としてもアリ。13インチ程度のノートPCを収納できるスリーブも付いてます」
価格:1万7810円(税込)
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05.
OUTDOOR PRODUCTS(アウトドアプロダクツ)/カメラデイパック03
「見た目はお馴染みの『OUTDOOR PRODUCTS』のバッグパック。でも、じつはこれもカメラバッグなんです。
下段にはエントリークラスの一眼レフカメラと交換レンズが収納可能。不意に開いて機材が落下するのを防ぐバックルも付いています。
上段は普通の荷室で12インチのノートPCやA4の書類も収納可能。小物を整理して収納できるポケットも使い勝手がイイ。
ブランド的に多くの方に馴染みがありますし、7990円(税込)という価格も入門用に最適でしょう。バックパックなので当然両手が空き、移動もラクで撮影しやすい。
ほかのカメラバッグと同様に、中仕切りを外して普段使いもできますよ」
価格:7990円(税込)
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守備範囲は、自転車、カメラ、写真、さらにコーヒーも。最近では撮影に関するワークショップなどにも協力。写真はコチラにちょくちょくアップしています。