たくさんありすぎて悩ましい…ぴったりな「カメラ」の選び方

みなさん、はじめまして。カップルフォトサービス「Lovegraph」でカメラマンをしているSyunsukeです。

今回は、

「カメラが欲しいけど、種類がたくさんありすぎてどれを選べばいいのか分からない」

という人に向けて、目的別のおすすめカメラをまとめてみました。

01.
「旅行で使いたい」
→タフさと軽さが大事

Photo by Lovegraph

旅行中は、何が起こるかわかりません。歩いたり走ったり車で移動したり、急に絶景が目の前に飛び込んで来たと思えば、突然雨が降ってきたり…。

そんな旅行中に持ち歩くカメラに必要なのは「どんなことにもへこたれないタフさ」ではないでしょうか。タフさを重視したカメラはたくさんありますが、ここで紹介したいのは「アクションカメラ」 と呼ばれるもの。そのジャンルのパイオニアでもあり、オススメなのが「GoPro Hero 5」です。

防水で、衝撃にも強く設計されています。雨どころか水の中でも雪の中でもビクともしないタフなカメラです。しかも魚眼レンズという広くダイナミックな絵が撮れるレンズが付いているので、旅先で絶景を抑えたいときもバッチリ。もちろん、動画も4Kのキレイな画質で撮ることができます。

でも、ゴツくて重いんじゃないの…?

と思ったそこのあなた。何をおっしゃる。なんと「117g」です。

…と言われても、あまりピンとこないですよね。どれくらい軽いかというと、だいたいハイチュウ2本分くらいです。 歩きながらでも気軽に使えるし、カバンに入れてもほぼ重さを感じません。まさに旅向けですね。

Photo by Lovegraph

02.
「子どもやペットを撮りたい」
→動き回るものを素早く!

Photo by Lovegraph

子どもやペットの写真は、いつでも見ていたいですよね。 僕も猫を飼っていますが、ヒマさえあれば撮っています。でも、この2つの被写体に共通するのが「元気に動き回る」ということ。スマホで撮ると、だいたいピンボケかブレブレに…。

素早くピントが合って、動きの速いものが撮りやすいカメラと言えば「デジタル一眼レフカメラ」です。

おそらく、みなさんが「カメラ」と聞いてイメージする、あの形のカメラのことです。使いこなせたら、カッコよさそうですよね。

僕がここでオススメしたいのは、Canonの「EOS 80D」です。機種の特徴の前に…世界で売れている一眼レフの約半分がCanonと言っても過言ではありません。オリンピックなどを撮るプロカメラマンも、かなりの割合でCanonユーザーです。僕が所属している「Lovegraph」でも、多くのカメラマンが使っています。

そんなCanonが出している一眼レフの中でも「EOS 80D」を推す理由としては、ピントの早さや正確さに加えて、値段やサイズも抑えられているからです。
Photo by Lovegraph

03.
「カメラ女子になりたい」
→見た目も実力もフィルムっぽく

Photo by Lovegraph

何気ない日常を撮って、Instagramに投稿。そんなライフスタイルに憧れる女子の気持ち、分かります。男ですが…。

そのためには、カメラ自体のデザインも可愛いのがいいし、ちょっとレトロな雰囲気で、フィルムの色味で撮れたり 持ち歩きやすいサイズ感も大事ですよね。

そんな人には「ミラーレス一眼カメラ」はいかがでしょう? 小さくて軽いのに、画質や性能は一眼レフとほとんど同じで、なかでもFUJIFILM「X-T20」 はオススメです。

フィルムカメラのような可愛いデザインで、FUJIFILMというフィルムメーカーならではの「フィルムシュミレーション」という機能があります。

実在するフィルムを元に再現されたフィルターを使うことができ、フィルムらしいリアルな色味で写真を撮ることができるんです。 見た目だけではなく、機能面にも「フィルム感」のあるカメラですよ。

ちなみにこのカメラは、「Lovegraphアカデミー入門編」という写真教室でも使われています。このカメラをレンタルして、写真教室を受けることができるんです。

04.
プロみたいな写真が撮りたい
→フルサイズで美しく

Photo by Lovegraph

目的別でいくつか紹介してきましたが、そもそも僕が「Lovegraph」の写真を撮るときにどのカメラを使っているかというと、Nikonの「D750」というデジタル一眼レフカメラです。

このカメラを愛用している理由はいくつかありますが、一番の理由としては「フルサイズである」ということ。もしかしたら、この言葉自体が初耳の人もいるかもしれません。

カメラには、撮像素子というものがあります。光を写真を変換する上で一番大事とも言える部分です。それがフルサイズ、つまり大きいという意味です。すごく簡単に説明すると、スポーツをするにしても身体や体格の大きさ(=ポテンシャル)が重要なのと同じで、カメラもフルサイズだと、背景をぼかした撮影でも、暗い夜の撮影でも、余裕を持って撮影ができます。

もちろん金額は張りますが、クオリティの安心感は格別です。

Licensed material used with permission by Syunsuke(Lovegraph), Instagram, Twitter
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。