一歩ふみ出せなかったボクを変えてくれたのが、カメラとInstagramだった。
あれほどたくさん英語の授業を受けてきたのに、ほとんど英語が話せないボク。
そのせいか海外旅行に行きたくても、なかなか一歩を踏み出すことができませんでした。そんなボクを変えてくれたのが「Instagram」でした。
地球の裏側の人たちと
一瞬で繋がった
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何を当たり前な、って思うかもしれませんが、写真をポストすると、すぐに「いいね!」の通知が届きます。しかも「いいね!」と思ってくれる人は、地球の裏側にいる、今まで逢ったこともない人たち。
これがすごく嬉しかったし、簡単に世界中の人と繋がることができる可能性にワクワクしたことを覚えています。
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そんなボクも、今では日本に訪れた海外観光客をお気に入りスポットに案内する観光ガイドをしています。告知はInstagramだけ。日頃から海外の人を意識して、日本の魅力を感じてもらえるような写真をポストしてきたので、告知をすると「今度、大阪に行くから一緒に写真撮ろう!」というようなメッセージが届くようになりました。
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Instagramはほとんど、ごちゃごちゃした街並みや神社仏閣といった、日本を象徴する場所の写真で構成しています。
そんなボクが、半年くらい日本で海外観光客の観光ガイドをしていて気付いたことがあります。それは「写真さえあれば、英語が話せなくても何となくコミュニケーションが取れる」というものです。
「このスポットに行きたいから、連れて行ってくれないか?」
Instagramで連絡をくれる人は、撮影そのものが旅のメインの目的になっているので、だいたい行きたいところの目星は付けています。ボクは、その写真の場所に案内するだけ。
「Let’s go!」と声を掛けると、みんな喜んで一緒に来てくれます。中学英語でもなんとかなるし、スマホがあれば翻訳もしてくれるこの時代。一歩踏み出す勇気さえあれば世界はめちゃくちゃ広がります。
いざ、香港へ
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そして先日、ボクもInstagramで気になるフォトグラファーに連絡を取り、初めての香港へ行ってきました。初日から2人、2日目は2人、3日目は3人と、結果的に7人の香港人フォトグラファー(うち1人は女性)と出逢うことができたんですが、これが大正解!
香港上陸するときは1人だったのに、実際には1人で過ごした時間のほうが少ないんじゃないかっていうくらい、3日通して朝から晩まで香港を満喫。
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初日に連れて行ってもらった場所が、このNorth Point。
黄色い横断歩道、赤いタクシー、トラム、道路両側からせり出す看板の数々は、ボクのイメージしていた香港そのものでした。「歩道橋」から見渡す景色は最高なので、とりあえず見つけたら登ってみることをおすすめします。
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これまで海外といえば、旅行会社のツアーに参加したり、ガイドブック片手に行きたいところへ向かう、というのが一般的だったと思います。でも今は個人と個人が繋がり、現地の人にアテンドしてもらうことも当たり前になってきています。
Instagramという世界共通のツールを通して、ボクは世界に飛び出せるようになりました。次はストリートの聖地「ニューヨーク」へ行きたいと思っています。