「ハードに使っても10年は持つ」とフォトグラファーが推す、BAGJACK。

ドイツはベルリンの〈BAGJACK(バッグジャック)〉。これはそのカメラバッグタイプです。

このブランドをウォッチしている人からすると「えっ?カメラバッグ?」となるかもしれません。これは、CEOのピーター・ブランズバーグ氏、直々に特注して作られたカスタムモデルです。

彼との出会いは10年以上前。僕が自転車専門誌の編集長をしていた頃に、自転車で東京都内を案内したのがきっかけです。

その際、自転車で移動しながら写真をパシャパシャ撮る僕をみて“メッセンジャーバッグでカメラをしっかり運べるバッグのアイディアがある。よかったら使ってみないか?”と言ってくれて、ベルリンから送ってくれました。

その素晴らしいバッグを使うこと約10年。再会したピーター氏とやり取りとして新たに完成したのが写真のバッグです。つまり2代目ですね。今、ちょうど1年ぐらい使っているでしょうか。前のバッグと同様に、最高です。

自分は、モノの使い方がものすご〜くあらいので、大抵どんなものでも使い倒してボロボロにしたり、壊したりしてしまうのですが、このバッグは別です。

頑丈なだけでなく、ありとあらゆるパーツや仕様が考え抜かれていて、ギミックの説明だけで15分以上はかかります(笑)。

日本では、ファッションアイテムとして取り上げられることが増えてきた〈BAGJACK〉。たしかに見た目もカッコイイですが、その真骨頂はメッセンジャーバッグブランドとしての実用の部分にあるはずです。

高価なバッグ、しかも貴重な1点物。ですが、僕はこれからもガシガシ使っていきます。それでも向こう10年は持つんじゃないかな。それぐらいすごいバッグを作るブランドです、〈BAGJACK〉は。

石川望/編集者・フォトグラファー
守備範囲は、自転車、カメラ、写真、さらにコーヒーも。最近では撮影に関するワークショップなどにも協力。写真はコチラにちょくちょくアップしています。

Photo by 石川望

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