不便な「宅配ボックス」が気になる!
宅配業者が存在に気付かないかもしれない、気付いても荷物の入れ方がわからないかもしれない、鍵も付いていない、大きな荷物は入らない……。
必要な機能がほとんど備わっていない、不便な「宅配ボックス」を発見!
©有限会社D-WEBER
これは、名前を「TOUROU(トウロウ)」といい、庭や玄関をいろどる灯籠にヒントを得て、自動車部品を中心に幅広いデザインを手がける「有限会社D-WEBER」と、愛知県・安城市の板金加工メーカー「有限会社シンケン」が共同開発したもの。
“自社の名前を世に広めること”を最大の目的に、有限会社シンケンが誇る技術力を詰め込んだところ、機能性には優れない、しかし、思わず「どんな人たちがデザインして実行したのか気になってしまう」ような奇抜なデザインに行き着いたという。
©有限会社D-WEBER
上から2段がボックスに。パネルがガルウィングのように開き、その際のムダなく美しい佇まいこそがTOUROUの魅力だ。
是非、不便さをユーモアとして楽しんでほしい商品だが、同時に、大きな荷物が入る1段ボックスタイプも発表。
予測販売価格は10〜15万円ほど。あくまで技術力のPRを目的としたコンセプトモデルであり、どちらも発売情報は公表されていない。
まずはコチラの動画でも見て、自分が使用しているイメージを膨らませてみては?
© DW 4DESIGN / YouTube
Top image: © 有限会社D-WEBER