ラストワンマイルを「ロボット犬」が担う宅配システム
たくさんの企業が自動運転車を使った宅配システムを発表しています。でも、課題として指摘されていたのが「道路から玄関までの配達をどうするのか?」ということ。
ドイツの自動車部品メーカー「Continental」が考えたのは、ロボット犬を使うという解決方法でした。
「CUbE」と名付けられた自動運転車が宅配センターから利用者の建物までに行くというのは、他の企業と大差はありません。ユニークなのは、その自動運転車がロボット犬を積んでいて、彼らが道路に降りて、玄関まで荷物を届けるという仕組み。
簡潔にまとめると、ラストワンマイルの最後をロボット犬が担ってくれるのです。
おかげで、利用者は自動運転車のみによる配達より、ちょっとだけラクができるようになります。少しの改善にも思えますが、何度も宅配便を使うことを考えると、この差は大きく感じるのではないでしょうか。
Top image: © Continental AG