ライブ業界の新たな生存場所!?「Vertical Theatre」がスゴイ

新型コロナによって大打撃をくらったエンターテイメント業界。そのなかでも、ライブパフォーマンスは観客を集めるのに未だに苦戦している。

そんな窮地を救うべく、イギリスの建築家集団「STUFISH Entertainment Architects」が立ち上がった!

ビヨンセマドンナクイーンなどのツアーステージをデザインしたこともある建築家たちが創り上げたのは「Vertical Theatre」と呼ばれる縦長の建物。

© THE VERTICAL THEATRE GROUP/vimeo

一見、やたらとカラフルな駐車場に見えなくもないのだが、その中身は最新型の劇場になっているのだ。

観客は4人から12人用のバルコニー席で区切られ、螺旋階段のようにメインステージを囲んでいる。ソーシャルディスタンスを保つとともに、パフォーマンスを従来よりも間近に、そしてさまざまな角度から楽しめる設計が特徴だ。

音楽フェスバレエ演劇サーカスなどに幅広く活用でき、コロナ収束後にも需要がありそうだ。

Vertical Theatreは今年から世界中に行き渡らせる予定だそうで、日本にやってくる可能性も......。

安全&安心にライブエンターテイメントを楽しめる日が待ち遠しい!

Top image: © Stufish 2021
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。